<レポート>ヘイリー、来日公演スタート!ニュージーランドの歌姫と海上自衛隊の歌姫がステージ上で共演!

2014.04.15 TOPICS

2014年4月14日 東京 国際フォーラム フォールC

Hayley 20140415

ピュア・ヴォイスで聴く者に感動を与えるニュージーランドの歌姫ヘイリー(27歳)。待望の来日公演が東京国際フォーラム ホールCにてスタートしました。

満員の聴衆の中で行われた初日のコンサートでは、日本でソング・オブ・ザ・イヤーに輝いた彼女の代表曲でもある「アメイジング・グレイス」や世界中で愛される「ユー・レイズ・ミー・アップ」「明日に架ける橋」などの名曲に加え、「蕾」「 I Believe」「涙そうそう」、「花は咲く」など日本の名曲も英語詞で披露、その透き通った美しい歌声で来場の聴衆を魅了しました。

そして、スペシャル・ゲストとして海上自衛隊東京音楽隊の三宅由佳莉(ソプラノ)、太田紗和子(ピアノ)、岩田有可里(コントラバス)も登場。
「緊張してマイクを忘れちゃいました」という微笑ましい一幕もあるなか、「翼をください」などを披露してくれました。
コンサート後半では「祈り~a prayer」で、ヘイリーと三宅由佳莉が共演!
「祈り~a prayer」は、当時海上自衛隊東京音楽隊長だった河邊一彦氏が東日本大震災で傷ついた被災者のために作った楽曲で、三宅由佳莉の歌唱により現在多くの人々に愛される曲となりました。もともと三宅由佳莉がヘイリーのファンで、ヘイリーもこの「祈り~a prayer」という楽曲とそこに込められた想いに共感したことで、二人の共演が実現、先月発売されたヘイリーのベスト・アルバム『アメイジング・グレイス~祈り ヘイリー・グレイテスト・ヒッツ』に収録されています。その2人のステージ上での共演では美しく澄んだ歌声が会場内に響き渡り、聴衆に大きな感動を与えていました。演奏直前、二人は顔を見合わせて日本語で互いに「ヨロシクオネガイシマス」「よろしくお願いします」と挨拶、演奏中は感動のあまり三宅の瞳には涙が溢れ、ヘイリーと手を取り合う場面も見られました。

その後も度重なるアンコールに笑顔で応じてくれたヘイリー。
最後はギターを披露してくれるなどアンコールを含め25曲を熱唱、暖かい雰囲気と癒しのひとときで幕を閉じました。

写真:森リョータ