Biography

ゴーゴー・ペンギン / GoGo Penguin

 
2009年イギリスのマンチェスターで結成された新世代ピアノ・トリオ。

地元マンチェスターのクラブを中心にLIVE活動をスタートさせ、2012年マンチェスターのインディーズ・レーベル、ゴンドワナ・レコーズよりアルバム『FANFARES』をリリース。
同年、ロンドンの著名なDJジャイルス・ピーターソンが人気番組の中でベスト・ジャズアルバムとして紹介し、自身のコンピレーションにも収録され話題となる。

オリジナル・メンバーであるピアノのクリス・アイリングワースとドラムスのロブ・ターナーに2013年初旬にニュー・ベーシスト、ニック・ブラッカが加わり現在のメンバーとなリ、2014年に2枚目のアルバム『V2.0』をリリース。イギリス国内で評判が上がる中、2014年度のイギリスの権威ある音楽賞マーキュリー・プライズに、ブラーのデーモン・アルバーンのソロ・アルバムなどとともに『V2.0』がノミネートされ、世界中から一気に注目を浴びる。

Blue Noteの社長であるドン・ウォズも『V2.0』を聴いて即時に気に入り、僅か2日後にハンブルグのウーバー・ジャズ・フェスティバルを観に飛び立ち、その圧倒的ライヴ・パフォーマンスを目の当たりにしたことをきっかけに、2015年春、ついにBlue Noteと複数枚契約を結ぶ。2016年1月にBlue Noteより第一弾となる『マン・メイド・オブジェクト』をリリース。

ピアノのクリスがマンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックでクラシックを学んでいることから、ジャズをベースにしながらもラフマニノフ、ドビュッシー、ショパンなどのクラシックや、ブライアン・イーノ、ジョン・ケージなどの現代音楽、さらにエイフェックス・ツイン、ジョン・ホプキンス、アンダーワールドほか、テクノ、ドラムンベース、エレクトロニカ、ポストロック、ダブステップなどのダンス・ミュージックからも強い影響を受けており、エレクトロニック・ミュージックシーンが浸透しているイギリスならではの「踊れるジャズ」をアコースティック楽器でプレイするバンド・スタイルは、“アコースティック・エレクトロニカ・トリオ”と世界中で賞賛。2016年にはコーチェラ・フェスティバル、2017年にはSXSWに唯一の「ジャズ」アクトとして出演、2018年にはボナルーへの出演も決定。2020年にはBlue Noteからの3作目にしてバンド名を冠したセルフ・タイトルド・アルバム『ゴーゴー・ペンギン』をリリース、大きな反響を呼んだ。