BIOGRAPHY

GLADYS KNIGHT / グラディス・ナイト


Gladys1944年アトランタ生まれ。4才から地元の教会でコーラスに参加。7才の時、テレビの『テッド・マックス・アマチュア・アワー』の大賞を勝ち取 り$2,000の賞金を受けたというエピソードがある。52年、8才の時に兄弟/いとこ達とピップスを結成。(後にグラディス・ナイト&ザ・ピップスと改 名。)グラディスがリード・ヴォーカル、ザ・ピップスが景気のいいハーモニーと上品なステージ・ダンスを担当する。グループは1960年代、70年代、そ して80年代に最も忘れがたい歌の数々をレコーディングし、時代のアイコン的存在へと人気階段を駆け昇って行った。大ヒット曲として「悲しいうわさ」や 「夜汽車よジョージアへ」が上げられる。87年MCAレコードに移籍、グループとして25枚目になるアルバム『オール・アワ・ラヴ』をリリースした後、グ ラディス・ナイト&ザ・ピップス解散。その後、グラディスはテレビ・ドラマや映画に出演、85年にはステーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、そして ディオンヌ・ワーウィックと組んだ『愛のハーモニー』で再びナンバー1ヒットを出し、更に89年にはジェームス・ボンド映画の主題歌を担当、「ライセン ス・トゥ・キル」が大ヒット。そして91年、『グッド・ウーマン』でソロ・デビューを果たす。収録曲「スーパー・ウーマン」では旧友パティ・ラベルとディ オンヌ・ワーウィックが参加。94年に2ndアルバム『ジャスト・フォー・ユー』、そして99年に3rdアルバム『メニー・ディファレント・ローズ』をリ リース。彼女の努力の裏に隠された猛烈な力である神を信じる信念、信心深さが、信仰に基づいた歌を集めた3rdアルバムを生み出す霊感の役割を果す。約半 世紀に渡り歌いつづけてきたグラディスは3枚のソロ・アルバムも含めて、これまでに36枚以上のアルバムをレコーディングしてきたことになる。