アルバム『家族歌集』5月23日(水)発売決定!

2012.04.18 TOPICS

『家族の輪』がここにある。
テーマ別アルバム〈歌集シリーズ〉第三弾!!

『家族歌集』
初回限定盤UPCH-9739 ¥2,500(税込)※「mother」Music Clip収録のDVD付き
通常盤UPCH-1869 ¥2,000(税込)

ET-KINGならではの「絆」「家族」の大切さを歌ったコンセプトアルバム!
長友佑都選手のお母様の想いを表現した「mother」をはじめ、福島県大熊町立幼稚園の園児たちのために書き下ろした楽曲「はんぶんこ」も収録!
母の日、お子様とも笑って歌える10曲になりました。

初回限定盤は、サッカー長友佑都出演で話題の「mother」Music Clipを収録したDVD付きです。

【収録楽曲】
01.mother 【4/11リリース シングル曲】
02.きみとの日曜日【提供曲セルフカバー】
03.うまい!お弁当【2ndアルバム収録曲】
04.はんぶんこ【新曲】
05.さんぽ【カバー曲】
06.せんたくのうた【3rdアルバム収録曲】
07.おすしはまわる【新曲】
08.おじいちゃんとおばあちゃんの結婚式 【新曲】
09.帰り道【3rdアルバム収録曲】
10.星【新曲】

【メンバーコメント】
ニュー・アルバム「家族歌集」について

我々、ET-KINGのテーマ別アルバム”歌集シリーズ”第三弾!「恋愛」「応援」につづく、今回のテーマは「家族」です!
そして、そのテーマの中でも一番伝えたいキーワードは「輪」です。人と人、命と命、心と心、色々な繋がりのなかで生きていることに気付くことの大切さと、感謝の気持ちをメッセージにしました。
じぃ ちゃん、ばぁちゃんには、今の自分がいることのありがとうを。そして、一番近くにいてくれるお父ちゃんとお母ちゃんには、素直な感謝と、いつまでも手を繋 ぎ仲良しでいてほしいという想いを。これからの未来をつなぐ子供達には、辛いことや悲しみの数より多くの楽しみと喜びを。そして、人の命を繋ぐ沢山の命へ の尊びを!
家族で食卓を囲んでいるような温かさと、そんな家族の思い出のそばにあるアルバムになってくれたらと思います。
ET-KING

【新録曲についてのメンバーコメント】
♪「mother」
前々から母親に対するメッセージを込めた歌を作りたいと思っていました。今回できた曲は、母親から子供に対する気持ちを書いた曲です。母親からの目線で歌詞を書いていくことは、僕らにとっても挑戦でした。
この曲が出来上がるきっかけをくれたのは、サッカーの長友佑都選手のお母さんでした。
長 友選手は、「この歌を……..♪」という曲を試合前にいつも聞いてくれているそうです。この曲はET-KINGが大切な仲間であるシンガー、Kと 一緒に作りました。「みんな決して1人じゃない。たとえ違う道を進んでも、仲間がいるから頑張れる。」というメッセージを込めた曲です。
東日本大 震災直後、遠く離れたイタリアから日本に向けて「僕はこの歌にいつも励まされている」という応援メッセージを、ご自身のブログで書かれていました。長友選 手とはその後、直接お会いすることができたのですが、本当に真っすぐで暖かい人でした。その長友選手を女手1つで育てたお母さんが、出版される本を少し読 ませていただきました。お母さんが長友選手にかけた言葉、エピソード、秘めた想いが綴ってありました。そのひとつ1つが、この母親の歌を作るきっかけに なっていきました。
母親が子供に対して想う気持ち。歌詞を考えていくうえで母親の愛の大きさ、優しさを感じました。
僕らも長友選手と同じ ように夢に向かって一歩ずつ進んでます。どんな道であっても自分で決めた道を進んで行く子供に対して、ずっと近くで支えてくれて、励ましてくれている母 親。次第に、きっと母親は子供の成長と共に、自身も成長していくもんじゃないかと思い始めました。だからこそ、子供が元気で頑張る姿、それこそが何よりの 親孝行になるんじゃないかだと感じました。なかなか口には出さないが、お互いに「ありがとう」と心に想っている関係。それが親子なんだと思います。
自分のことを常に考えてくれる存在がいてるから頑張れる。この曲を聞いて母親の大きさを感じてもらえたら嬉しいです。(ET-KING)

♪「君との日曜日」
休 みの日の終わりに聞いてもらいたい曲です。家族、恋人との一日が終わり家路に着くころ、「ちびまる子ちゃん」が終わり、「サザエさん」のエンディングが聴 こえるころ、楽しい一日が終わってしまうのだ…と思うと、とても寂しい気持ちになります。だからこそ、そこからの時間をもっと大切にしたいと思うのです。 まだまだ”君”という大切な人と、ゆっくりとした時間を過ごしたいのです。いつも通りの週末にも、小さな幸せを見つけることができるのならば、休みの日の 終わりの寂しさは、きっとどこかに行ってくれると思います。茉奈佳奈へ書いた曲をアレンジをし直して、セルフカバーしました。(イトキン)

♪「はんぶんこ」
この曲を作ったきっかけは一通の手紙から始まります…。
一昨年、ET-KINGは大熊町の皆さんにライブに呼んでいただきました。町をあげて歓迎してくださり、商店街の店先に貼り出されたポスターを見たときに、とても感動したのを覚えています。
そして今年、東日本大震災があり大熊町の皆さんの多くは、福島県会津若松市に避難されました。そこで我々ET-KINGは、何かできることはないかと話し合いました。
そ して四月、幼稚園・小学校・中学校の合同入学式に呼んでいただき、歌をうたわせてもらえることになりました。町役場の皆さん、先生方、親御さん、皆さん全 員ひとり一人が被災者であるなか、子供達の新しい学校生活を守ろうと力強く準備されていたのがとても印象的でした。歌がはじまり、子供達がだんだん笑顔に なり、それを見た親御さん達も笑顔になっていったのが本当に嬉しかったです。
そしてひと月ほどたった頃、その場にいらっしゃった大熊町の幼稚園の先生から一通の手紙をいただきました。「子供達が歌って喜ぶ曲を作って、また歌いに来てほしい。」という内容でした。
そ こから曲作りがはじまりました。どんな曲調であれば子供達に楽しんでもらえるか。どんなメッセージを伝えれば子供達の心に残るのか考えました。でも、それ はきっと大人も子供も一緒なんだと思いました。この歌をうたう場で、一緒に考えたいと思ったメッセージは、喜びも悲しみも分かち合い「はんぶんこ」したい というテーマでした。自分達が、家族、先生から教えてもらったことは「いつでも人の気持ちになって考える」ということです。今から復興に向けて、この国で 生きていくことは本当に大変なことだと思います。しかし、そんなときに大切なことは、一人ではできないことも二人ならばできる。そして、それが繋がってい けばどんなことも乗り越えていける。そう思って行動することだと思います。そうして、まずは目の前にいる大切な人と同じ気持ちでいよう!同じ気持ちを「は んぶんこ」しよう!そんなメッセージを込めた曲になりました。
これを聴いた子供達に元気に踊って欲しいです。
大人になった時、また自分の子供に伝えてくれるような、そんな曲になってくれたら嬉しいです。(イトキン)

♪「さんぽ」
歌集シリーズ、毎度1曲のカバーです。今回は映画「となりのトトロ」でおなじみの「さんぽ」です。なぜこの曲をカバーしたかというと、子供達に楽しく踊ってもらいたかったからです。
そ して今回も大好きなベテラン・レゲェ・ミュージシャンの皆さんと作り込むことができました。オケで特に聴いてもらいたいところイントロです。聴く人それぞ れで、きっと思い浮かぶ景色が違うと思います。自分は、行ったことのないヨーロッパの港町の異国情緒を感じ、冒険心をかりたてられました。
この曲は間奏のあとで若干テンポが上がっています。これは実はリハーサルのときに自然と上がってしまったテンポを、楽しかったのでそのまま使ったのです。自分達が楽しんでレコーディングした雰囲気を、そのまま感じてとってもらえたらと思います。
学校や幼稚園、色々な場所で聴いて踊って使ってほしいです。(イトキン)

♪「おすしはまわる」
この曲は沖縄へマグロ釣りに行ったことがきっかけでできました。そこで出会った漁師の方が、こんなお話しをして下さいました。
「人間というのは、生きる為に、沢山の動物や植物からその命を頂戴する。今日釣れた魚も、ここまで来るのに、大きくなるのに、沢山の命をもらって生き抜いてきた。それを我々は頂くわけだから、命に喜び、感謝して、残さず食べてあげようね。」
そう、それは、まぁるい命のつながり。まさに、”回転ずし”なのです!
そこで、ヴォーカルのおっさん5人は魚の気持ちになることにしました。曲が完成し、改めて命の大切さと魚の気持ちを理解しました。この曲を聴きながら家族で回転ずしに行って、ぐるぐるまわる命のつながりを楽しく体験して下さい!(イトキン)

♪「おじいちゃんとおばあちゃんの結婚式」
友人の結婚式に行き、優しい顔で親族席に座っているおばぁちゃんを見て、この人にこそ「曲を贈りたい」と思いました。孫の姿を見て、きっと色々な思い出を浮かべておられるのだろうなと思いました。その中には、おじいちゃんと結婚した日のことも…。
自分の知らないおじいちゃんとおばあちゃんの結婚。それは自分自身と二人との、長い繋がりやと思いました。この年になって、もう聞くことができなくなった聞きたいこと。そして二人へのありがとうを歌詞に託しました。(イトキン)

♪「星」
この曲はET-KINGがライブのMCでよく言っている、「俺たちET-KINGは嬉しいときには楽しい歌を、そして辛く悲しいときにも楽しい歌を歌うんです。」という言葉をなんとか歌にしたいと思い、それを子守歌のような形にして作った曲です。
こ の地球にはたくさんの人たちが住んでいます。そして、自分のことを、偶然出会った、たくさんの人たちが支えてくれています。そんな奇跡の連続の中に、今の 自分がいるんだと思います。だからこそ、どんなときでも大切な人たちの側で楽しい歌を歌い続けられたらと思います。僕たちの住むこの星が休まず回り続ける ように、僕たちET-KINGはこれからも歌い続けて行きたいと思います。(センコウ)