BIOGRAPHY

エスペランサ / ESPERANZA SPALDING


1984年オレゴン州ポートランド生まれのジャズ系ベーシスト、シンガー、作曲家。
名門バークリー音楽院卒業、最年少講師でもある。(ちなみにエスペランサの前の最年少記録はパット・メセニー)

パティ・オースティン、パット・メセニー等のツアー/レコーディングにも参加し、スタンリー・クラーク、リチャード・ボナとも共演。満を辞して2008年8月にHEADS UPよりデビュー。デビュー作において、ビルボード・コンテンポラリー・ジャズ・チャートに70週以上もランクインし続ける快挙。

音楽だけではなくそのビジュアルの魅力から、ファッションブランド”バナナリパブリック”の広告塔としても活躍。ホワイトハウスでのパフォーマンスや、オバマ大統領(当時)の直々の招待で、ノルウェーのオスロで開催されたノーベル賞授賞式とノーベル平和賞コンサートでのパフォーマンスもおこなった。

小柄でキュートな容姿、大きなアフロ・ヘアに大きなウッド・ベースを弾きながら歌う姿が斬新なスタイルで話題を呼びつつも、見た目だけではない超一流のベース・テクニックと、透明感のあるボーカル、そして柔らかく舞うようなスキャットが彼女の実力を証明している。明るく陽気なキャラクターとベース・プレイヤー / シンガー・ソングライターとしての実力が、未来のJAZZ界を背負っていく逸材と言われている。

今まで「Junjo」(2006)、「Esperanza」 (2008)、「Chamber Music Society」 (2010)、「Radio Music Society」(2012)、「Emily’s D+Evolution」 (2016)、「Exposure」 (2017)、「12 Little Spells」の計7枚のアルバムをリリース、グラミー最優秀新人賞を含む計4分門を獲得している。