BIOGRAPHY

Ensiferum -official -photo

1995年に結成されたエンシフェルムは、いい時も悪い時も経験した。
同じフィンランドのヒーローであるAmorphisや、スウェーデンのメタル・スターであるDark Tranquilityからインスピレーションを得て、彼らは3本のデモ・テープを発表、好評を博した。彼らのキャリアが上昇したのは2000年、Spinefarmからのセルフ・タイトル・デビュー作の発表後だ。
エンシフェルムはその後間もなく、フィンランドを代表するバンドになった。
2枚目の『アイアン』は、エンシフェルムをコペンハーゲンへ連れて行った。
Flemming Rasmussen(メタリカ等)がプロデュースを手がけたこのアルバムによって、エンシフェルムの人気は急上昇した。
2004年にWinstersunと中心人物のJari Maenpaaを含む3人のメンバーが脱退し、彼らが敷いた道に、優れた3人の新メンバーSami Hinkka (bass) Janne Parviainen(drums) Petri Lindoroos( guitar/vo) が加わった2005年の大半をツアーで過ごした後、エンシフェルムはミニ・アルバムの『Dragonheads』のレコーディングのためにスタジオに戻り、ライヴDVDの『10 th Anniversary Live』を発表した。
2006年、彼らのロシアのファン・クラブが、小熊座の中にある星をエンシフェルムと命名したことで、エンシフェルムの名前は文字通り、永遠のスター達の中にその名を刻んだ。地球上では、更にツアーを行った。
彼らの3枚目『Victory Songs』で、彼らはフィンランドのカンテレやバグパイプ、ニッケルハルパ、それからバウローン等の伝統的な楽器を使用し、そのサウンドの幅を広げた。『Victory Songs』は、フォーク・ミュージックとメタルとキャッチーな戦争のアンセムとのパワフルな融合であった。
フォーク・メタルの温床ドイツの国内だけで(Drakkar Entertainmentにより)リリースされたこの作品で、バンドはこのジャンルのパワー・プレイヤーの真ん中に立つことになり、更なるツアーを行った。最終的に、バンドは2008年の間ずっとツアーを続け、アルバムの発表から2009年の頭までに3度のヨーロッパ・ツアー、3度の北米ツアー、それから様々なフェスティバルへの出演で計154公演を行った。
2009年の4月、エンシフェルムは過去最高に野心的なPetraxスタジオ(ナイト・ウィッシュ、チルドレン・オブ・ボドム等)に入った。
それまでのどの作品よりも壮大で、秀逸な大作となった『From Afar』は、他の多くのバンドが太刀打ち出来ない背筋が続々する映画のようなツアーに繋がった。

 

そして、進化は続いた。バンドは彼らの新作『Unsung Heroes』について、次のようにコメントしている。
「俺たちは今回、極度を更に分解しようと試みた。サウンドの領域が広がってる。
フォークはかつてないほどフォーク風になっているし、メタルの部分は間違いなくお前達の顔面を引き裂くだろう」

新作のハイライトとなる曲の中には、フォーク風でドラマチックな”Burning Leaves”や、顔面直撃の闘いの叫び、”Retribution Shall Be Mine”がある。
そしてアルバムの最後を締めくくるのは、このバンド史上最高に長い最高の大作、”Passion Proof Power”だ。
エンシフェルムを別格のバンドにしている全ての要素が披露されている。