すべての始まりはその声。パワフルでありながら驚くほど無防備に、魂を込めて歌い上げる天賦の才能は、音楽ジャンルも業界のトレンドも超越し、人を魅了する。歌手であり女優でもあるエリザベス・ウィザースは、ブロードウェイのメガヒット作『カラー・パープル』で主役を食うほど魅惑的な脇役Shug Averyを演じ、その声と迫真の演技でかのトニー賞にノミネートされた。そして、このイリノイ州ジョリエット生まれのシンガーソングライターは、伝説のブルーノート・レコードからデビューソロアルバム『エリザベス・ウィザース』(原題：It Can Happen To Anyone)をリリース。