デリック・ホッジがプロデュースに参加!オーティス・ブラウン三世のデビュー・アルバム 『The Thought Of You』 がiTunesで予約開始!

2014.07.25 TOPICS

オーティス・ブラウン三世(Otis Brown III)のデビュー・アルバム 『The Thought Of You』 がiTunesで予約開始となりました。本作品にはロバート・グラスパーがピアノで参加、デリック・ホッジもブライン本人とともにプロデュースに関わっています。

The Thought Of You

☆iTunes予約をすると先に2曲目の「The Thought of You, Pt,I feat. Bilal」がダウンロードできます。

 オーティス・ブラウン三世(Otis Brown III)
『The Thought Of You』 

https://itunes.apple.com/jp/album/the-thought-of-you/id897703604?at=1000lNKS


グラスパー・ファン必聴!
『The Thought Of You』作品概要

これまでEsperanza Spalding、Joe Lovano、Terence Blanchard、Oliver Lake、Somiなど様々なアーティストの大切なサイドマンとして活躍してきたドラマー、オーティス・ブラウン三世のデビュー・アルバムがRevive Music / Blue Note Recordsから登場。

ブラウンのソロとしてはデビュー作品となる本作のコア・バンドのメンバーは、ピアノにRobert Glasper, サックスにJohn Ellis, トランペットにKeyon Harrold, ベースにBen Williams。さらにオルガンShedrick Mitchell, ギターNir Felderが特別ゲストとして参加。また、シンガーにBilal, Gretchen Parlato, Nikki Rossを迎えた曲も収録。プロデュースを務めたのはブラウン本人とRobert Glasper Experimentのメンバーとして知られ、昨年自身のアルバム『Live Today』を発表したDerrick Hodge。Derrick曰く「オーティスの演奏を一度聴くと、彼の体験がその瞬間自分の体験になったかのように思える、そういった偉大なドラマ―の仲間入りをオーティスはついに果たしたんだ。」  

「このレコードにあるものすべてが僕の一部。」と語るブラウンだが、本作は自身のオリジナル曲2曲、グラスパーとの共作3曲、ビラルの曲3曲、そして予想外のカヴァー曲から構成されている。本作はブラウンが最も大切にしている本質”信頼と家族”を具現化。このテーマはNikki Rossをフィーチャーしたゴスペルから、何とも斬新にGlasperがアレンジし、Gretchen Parlatoの感動的なヴォーカルが光るShania Twainの大ヒット曲”You’re Still The One”のカヴァー(この曲はブラウンの奥さまに捧げられている)まで一貫しているのだ。ブラウンの”家族第一主義”はそもそもGlasperとの共作である1曲目から始まる。エネルギッシュかつリリカルな曲をコア・メンバーのクインテットで披露、ウィリアムス以外はNYのThe New School for Jazz and Contemporary Musicでの学生時代のジャズ・アンサンブルの再会でもあるのだ。

「オーティスと一緒に演奏して最も特別なことは、彼が音楽から得る喜びがなんだかものすごいってこと。子供のようにうれしそうな顔をするのさ。」とGlasperは語る。「そういった単純な喜びを忘れて、真面目に考えすぎて演奏する人が最近多いんだよね。」 GlasperとBrown2人のバックビートから始まってBilalのスウィング・ヴォーカルが光るM-2なんかはまさにそれが体感できるジャム・セッションのような1曲だ。

Album Produced by DERRICK HODGE & FEATURING ROBERT GLASPER, BILAL, GRETCHEN PARLATO, NIKKI ROSS & OTHERS