ヴォーカル3名を配するスウェーデンの若手人気メタル・バンド、アマランス。同じくスウェーデンを代表するメロディックなメタル・バンド、イン・フレイムス。このバンドに所属していたヴォーカルのジェイク・E（元アマランス）とギターのイェスパー・ストロムブラード（元イン・フレイムス）を中心に結成された注目の新バンド、サイラ。
ベースはイェスパーと同じく元イン・フレイムスのピーター・イワース、ドラムは元アナイアレイターなどのアレックス・ランデンバーグという強力な布陣。彼らのデビュー・アルバム『レターズ・トゥ・マイセルフ』が本日リリースされた。

2016年9月の来日公演（ハロウィン公演のスペシャル・ゲストとして）がアマランスでの最後のライヴになったジェイク・E。ソロ作品を作ろうと考えていた彼が、長年の友人であるイェスパーと将来のキャリアについて話していた時、方向性が同じことが分かり、バンド結成へとつながった。

このアルバムには、各メンバーがそれぞれやっていたバンドの要素はもちろんある。イェスパー・ストロムブラードのリフやフックが繰り出すメロディ、天を突くようなソウルフルなジェイク・Eの声、ピーター・イワースの攻撃的でグルーヴィな正確さ、アレックス・ランデンバーグが固めるリズムの岩盤。しかしそれだけではない、新たな領域とチャレンジ、新しいアイデンティティの興奮が溢れているのだ。
すべての曲が壮大なサビを湛えるアンセム揃いの名作。デビュー作にして最上級のモダン・メロディック・メタル・アルバムが完成した。

サイラは10月27日に記念すべき初ライヴを、フィンランドのヘルシンキで行う。この強力なメンバーの名前を聞いただけで、ライヴが待ちきれなくなってくる。

『レターズ・トゥ・マイセルフ』　発売中

CD: UICO-1300 / \2,500＋税
日本盤ボーナス・トラック1曲収録

「カルマ」ミュージック・ビデオ： https://www.youtube.com/watch?v=uvBjQ543l84