『ワイズ・アップ・ゴースト』ジャケ写決定!コステロからコメントも到着!

2013.08.02 TOPICS

ブルーノート・レコードより発売が決定したエルヴィス・コステロ & ザ・ルーツのアルバム『ワイズ・アップ・ゴースト』ジャケ写が公開されました!

 

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また、ファースト・シングル「ウォーク・アス・アップタウン」について、エルヴィス・コステロからコメントも到着!

コステロが語る「ウォーク・アス・アップタウン」:

人間は誰もがある種、有罪だと思うんだ。多くの場合、自分達で何かをするのではなく、「誰かがすべてを解決してくれる」と、心のどこかで思ってる。政治的リーダーであったり、何らかの神だったり。むしろ自分達は被害者の顔をして、自ら良い方向に何かを変えようとはしない。責任をなすりつける相手を探し、自分を信じるより、信頼を寄せられる誰かを探そうとする。世の中を見回した時、そんな風にして多くの決断が下されているように思えてならない。でも、「人はこう考えるべき、ああ考えるべき」と言うつもりもない。ただこの曲を書いた時、僕の目に映ったのはそういうことなんだ。Will you walk us uptown? (住宅街(アップタウン)まで連れていってくれるかい?)つまり、「明るい未来はあるのだろうか?」ということ。明るい未来を僕らは作れるのか?それとも、今のこの現状を受け入れて、そのままで居続けるのか?・・・そういうことさ。

僕らの音楽にはユーモアがあると信じている。今、起きている多くのことに今一度思いを寄せ、認めることが出来たなら、最終的にはポジティヴな視点で捉え、良い方向に持っていける。ザ・ルーツの音楽がまさにそれを代弁しているんじゃないかな。高まりゆくダークなトーンの中にも、ものすごいチカラがそこには秘められているから。