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Real Audioで音楽が聞けます。神力偈〜普門偈 |
| 〈アートワーク:横尾 忠則〉 |
収 録 曲 目 :
道場偈/方便品/自我偈/神力偈〜普門偈/欲令衆(訓)/自我偈(訓)/陀羅尼品/宝塔偈/以要言之/唱題/奉送
gyo:法華経読経、サンバ・パーカッション |
CD:PHCF-3515 (PolyGram) \2,500(\2,381)
好評発売中! |
お経+サンバ=
前人未到のヒューマン・ミュージック! |
| 法華経の読経とラテン・ビートの邂逅。東洋と南米、静と動、聖と俗、精神性と身体性、瞑想とダンス、といった正反対の性質を持ったふたつの文化の交流。未知なるものの出会いが、文字通りジャンルを超越したスーパー・サウンドを生み出しました。本物の僧侶6名とブラジル仕込みのパーカッション・グループによる白熱の共演による、浮遊感溢れるお経のミニマリズムと情熱的なサンバのリズムが醸し出すグルーヴに貫かれ、聴く人に生きる希望とパワーをもたらす究極のヒューマン・ミュージック。心の癒しの音楽であるとともに、ラップやトランス/トライバル・ミュージックとも通じる不思議な音世界が、あなたの心と体を解放します。 |
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| 今、お経が熱い! |
日本人なら必ずどこかでに接するお経。お経にはお釈迦様の慈愛に満ちた教えと、それ以来人間が育んできた歴史が刻み込まれている。でも普段お経を耳にするのは葬式や法事など儀式的な場がほとんどで、何となく野暮ったくて暗いイメージが一般的。特に若い人達にとっては、お経や仏教というのは縁のないもの、というイメージが主流だろう。そんな中、「お経を若者や普通の人達にとって、もっと身近で楽しめるものにするには、どうしたらいいのか?」と考え、何ともユニークな発想でこのアルバムを制作したのが小野敏郎氏。長年ブラジルで音楽関係の仕事をしてきた小野氏は、自ら得意なサンバのリズムにお経を乗せることで、今までありそうでなかった「お洒落に踊れるお経ミュージック」を作り出した。
まさに時代は世紀末。キリスト教でいうミレニアムにあたる来年に向けて、世界中で多くのイベントが企画され、ローマ法王のCDがリリースされたり、ブラジルでは歌って踊れる神父、マルセロ・ホッシ師のCDが400万枚を越えるセールスを記録し社会現象になったりしている。日本でも石原慎太郎の著書「法華経を生きる」がベスト・セラーになるなど、宗教関係に注目が集まり、若者の間でもインド思想やトランス・ミュージックなど、エキゾチックで精神的なものへの人気が高まる。《gyo》のヒーリング効果溢れるグルーヴィーなサウンドは、そんな今の時代に生きる私達に向けた、新しいメッセージといえるでしょう。 |
驚異のプロジェクト、gyoが誕生するまで
〜プロデューサー、小野敏郎は語る〜 |
お経というと、暗い、荘厳、悲しい、というイメージがあるの対して、サンバというと、明るい、楽しい、陽気、ということで、まさに陰と陽、正反対の異文化です。このふたつの文化の交流こそが、この作品のテーマです。15才の時に北朝鮮の或る山の中の日蓮宗のお寺に修業に出されたことと、その後ブラジルで15年間音楽関係の仕事についたという私自身の経験に基づいて思い付いた結果、出来上がったものです。
もともとは自分自身の葬儀のために、と考えたのがきっかけでした。
制作にあたっては、日蓮宗の若い僧侶の方々を派遣していただき、ブラジル人を交えたパーカッションの方々と同時録音をしたわけです。僧侶の方々にとってあの強烈なリズムは驚きであったと思いますが、それがどうしてあんなにピッタリとうまく合ったのか、今でも不思議でなりません。録音している間は、僧侶の方々、ブラジル人たち、燃えましたね、凄かったです。素晴らしいパワーで一体になりました。今聴くと、もう一度やればもっと良くなったかなあ、という部分もあるかもしれません。しかしこれはジャズのアドリブと同じで、あの一瞬の迫力とパワーこそが魅力なのです。
今の若者は生まれた時からリズムを持っています。年を取ると、だんだんとリズムが悪くなります。でも、このCDを聴くことで、失いかけたリズム感を取り戻すことができるでしょう。
また、いろいろなことで悩みのある方や病気の方も、毎日聴くことで必ず救われることでしょう。そして明日に希望を持って生きていく、強いパワーをクリエイトできると確信いたします。 |
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gyoで唱えているのは何?
〜わかりやすい法華経の教え〜 |
あなたはインドに生まれたお釈迦様をご存じですか?「世界史で習ったことがある」ぐらいの所でしょうか。それでは、「仏教」といえばお分かりになるでしょう。日本は一応仏教国ですから。
仏教とは「仏様の教え」のこと。その仏様とはお釈迦様のことなのです。そうです。仏教はインドで生まれた宗教だったんです。
お釈迦様は今から約2500年前にネパールで釈迦族の王子として生まれ、生・老・病・死の苦しみに喘ぐ人々を見て、全ての地位を投げ捨て王城を後にし、出家したのです。当時行われていたあらゆる修行を体験し、35歳で菩提樹の下で座禅を組み、悟りを開いたのです。
その後お釈迦様は八十歳でお亡くなりになるまでインド北部を中心に仏教を広めました。
お釈迦様のお弟子たちは、お釈迦様のお言葉を記憶し、語り伝えていましたが、100年程たった頃初めてお経として記録されることになりました。それから数百年にわたってお経は作られ、その数は1000を越えます。それがインドと中国を行き来して商売をしていた人々により、砂漠だらけのシルクロードを通って中国に伝えられたのです。
中国ではインドの言葉で書かれたお経はとても読めませんから、インド人のお坊さんが中国語を習って、中国語に翻訳しました。私たちが今読んでいるお経はこの漢文のお経です。
仏教が日本にやってきたのは、6世紀頃朝鮮半島にあった百済国の国王が大和朝廷に仏像・仏具・お経を献上したのが始まりとされます。
さて、今回《gyo》で使われているお経は「法華経」です。インドでは「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ(正しい教えの白蓮)」というお経でしたが、中国に渡り鳩摩羅什(くまらじゅう)というお坊さんが翻訳をして「妙法蓮華経」と名付けました。
「法華経」には鳩摩羅什訳以外にも翻訳されたものがありましたので総称して「法華経」と言ったのですが、「妙法蓮華経」が中国人に最も分かりやすかったので最後まで残りました。
それでは「法華経」にはどんなことが説かれているのでしょうか。
第一には全ての人々があらゆる苦しみから離れることができる。
第二に宇宙に際限が無いように、永遠不滅の仏陀お釈迦様がいつも私たちを見守っていて下さる。
と言うことです。それが分かると、宇宙に存在する全てのものに対して「思いやりの心」が生まれ、平和が訪れるのです。
日本ではあの有名な聖徳太子が「法華経」を読み注釈書を書いています。日本で初の憲法「十七条憲法」のはじめに「和をもって貴しとし」とありますが、これこそは「法華経」の精神なのです。
それでは今回お唱えしましたお経の大意を解説いたしましょう。 |
- 道場偈:仏様の足下へぬかずき、自らの手の上に仏様の御足をお迎えする。
- 開経偈:計り知れない功徳が説かれている法華経に接することができた喜び、今、あなた
の全ての罪は消え、善が生まれる。
- 方便品:物事は何故起こるのか、それは必然的な原因があり、縁にふれて結果が生じるの
である。
- 自我偈:インドで生まれ亡くなられたお釈迦様であるが、悟りを開かれ仏となられたお釈
迦様は、生と死、時空を超越した、いつでもどこにでも存在する釈迦牟尼佛なの
である。
- 神力偈:太陽と月の光が暗闇を消し去るように、法華経はあなたの心の暗闇を消し去る。普門偈:観世音菩薩が33の変化の姿で現れ、助けを求めるあなたを救済する。
- 欲令衆(訓):この世は生・老・病・死をはじめ苦しみが充満している。しかし、仏様は
分け隔てなく人々を救う力を持っている。
- 自我偈(訓):4を日本文に訳したお経。
- 陀羅尼品:仏様に救っていただく呪文。
- 宝塔偈:法華経を維持していくことは難しい。しかし、あなたが仏の子であることを自覚
すれば、真実の道を歩むことができる。
- 以要言之:仏様の教え、その力はこの法華経に全て表されている。あなたが何処にいよ
うとも、その場で仏様を供養すれば、仏様は必ず救いにやってきて下さる。
- 唱題:この法華経に帰依する。あなたの心も体も、善も悪も、ありのままに仏様に示す。
そして、南無妙法蓮華経と全身全霊で唱えるうちに清らかなあなたを感じるはず
です。
- 奉送:仏様に身を投げ出し、この場へおいでいただいた仏様にお礼を言いましょう。
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