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| ロビー・ラカトシュ |
1965年、ハンガリー独自のジプシー・ヴァイオリンの名門であるラカトシュ家に生まれた。父親や、叔父にあたる高名な奏者でレコードも数多く出しているシャーンドル・ラカトシュに学んで早くから腕を上げた彼は、親族の楽団に加わるかたわら、ブタベスト音楽院に通ってクラシカルな技法とレパートリーも勉強し、1984年に卒業した。その後、数年のキャリアを積んだのち、1992年に彼はベルギーのブリュッセルに定住することを決め、かねて親交のあった故郷の音楽家たちと語らって、ジプシー・ヴァイオリンを中心とする楽団を作った。 1997年5月、エリザベス皇太后コンクールがブリュッセルで催されたさい、審査員として集まったユーディ・メニューイン、イダ・ヘンデル、ピエール・アモワイヤルといった大家クラスのヴァイオリンたちは評判を知ってロビー・ラカトシュを聴きに出かけ、魅了されて賛美の言葉を惜しまなかったという。 また、彼から7代ほど前の祖先にはベートーヴェンやリストを感動させた伝えられる"ジプシー・ヴァイオリン中興の祖"ヤノーシェ・ビハリ(1764-1827)がいるとのこと。 |
| カールマーン・チェーキ(ピアノ) |
| 1962年、ハンガリーのジプシー音楽家の家系に生まれた。のちにハンガリー・ジャズ・コンクールのピアノ部門に優勝するかたわら、ブタペストのバルトーク音楽院ピアノ科を卒業。 ロビーとは父親同士が同じジプシー楽団でヴァイオリンとチェロをひいていた、という仲で、ふたりも当然、幼なじみの親友である。 |
| ラースロー・ボーニ(第2ヴァイオリン) |
| 1968年、ブタベストの音楽家の家系に生れた。8歳からロビーの父親についてヴァイオリンを始めており、したがって彼も幼ななじみである。14歳から楽団に加わって活動、19歳でハンガリー国立演奏芸術協会のディプロマを得た。彼は何年間か、日本でひいていた経験を持つという。 |
| エルネスト・バンゴー(ティンバロン) |
| 彼の父親は、ハンガリーのジプシーたちが伝統的に演奏してきた民族楽器、ツィンバロンの名手であった。そして彼は7歳からこの楽器を習った。86年に国立演奏芸術協会のディプロマを得ている。彼はギターも手掛け、ジプシー音楽のほかクラシック、ジャズをひくのも得意である。 |
| オスカール・ネーメト(コントラバス) |
| 1966年、ハンガリーのエゲル生れ。初めヴァイオリンをひいていたが、84年からコントラバスに転向、翌年早くも国立演奏芸術協会のディプロマを受けた。ラカトシュは彼の演奏を聴くとすぐにメンバーに迎えた。 |