UNIVERSAL CLASSICS
シャイー:ベリオ:トランスクリプションズ

現在と過去の間で交わされた連続した対話の成果
「シンフォニア」そして「セクエンツァ」で知られるベリオの作曲技法が垣間見える!
世界初録音を数多く含む、『ベリオ:トランスクリプションズ』。
UCCD-1159
 シャイー:ベリオ:トランスクリプションズ
 ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
 指揮:リッカルド・シャイー
 CD:UCCD-1159 \3,059(\2,913)  デッカ
 録音:2004年8月25‐28日 ミラノ〈デジタル録音〉世界初録音(*)
 [2005年12月7日発売]
ルチアーノ・ベリオ
パーセル:ホーンパイプ(《妖精の女王》の導入組曲より) (*)
J. S. バッハ:コントラプンクトゥスXIX (*)
ボッケリーニ:《マドリッドの夜の帰営ラッパの4つの版》
モーツァルト:モーツァルトのためのディヴェルティメント
アリア〈恋人か女房がこのパパゲーノに〉の12のアスペクト (*)
シューベルト:交響曲スケッチに基づく《レンダリング》
第1楽章/第2楽章/第3楽章
ブラームス:クラリネット・ソナタ 作品120のオーケストラ編曲
第1楽章/第2楽章/第3楽章/第4楽章

ベリオの名を人口に膾炙させるために、あるいはそのイメージをいくらかでも変えるために、編曲作品は大きな力を持った。ことにアーノンクールやシャイーといった指揮者がロイヤル・コンセルトヘボウとともにかかわった《レンダリング》の存在は大きいだろう。・・・中略・・・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団の明るく済んだ、それでいてみっちりと目のつんだ音は、ボッケリーニ編曲のような華麗なサウンドも、金管の美麗なハーモニーとともに壮麗きわまりないものに仕立て上げるし、シューベルトやブラームスの作品でも安定したバランスを軸に、各フレーズの入念な仕上げに申し分のないところを聴かせ、ベリオの気の利いた編曲とともに慣れ親しんだ音楽をもう一度はじめから体験させてくれる。
長木 誠司(ライナーノーツより)
ヒンデミット門下の高名な作曲家ルチアーノ・シャイーを父に持つリッカルド・シャイーは、かねてから現代作曲家の作品演奏に積極的に取り組んでおり、中でもベリオの作品解釈では高い評価を得ています。ベリオとシャイーは個人的にも非常に親しい関係にあり、世界各国でシャイーはベリオの作品を紹介し、また作品の初演にも数多く関わってきました。このアルバムはパーセル、J.S.バッハ、ボッケリーニ、モーツァルト、シューベルト、ブラームスといった古典からロマン派に至る作曲家たちの作品を取り上げ、ベリオによって、過去と現在をつなぐ再構築がなされ、新たな世界が展開されています。世界初録音を3曲含むシャイーならではの拘りのアルバムです。
この他のリッカルド・シャイーの主なCD
DECCA