BIOGRAPHY

The Choirboys クワイヤーボーイズ


choirboys_infor「ルックス、スタイル、性格が音楽性と同じくらい重要なポップ・グループと違い、彼らはたった一つの判断基準によって選ばれた。それは彼らの声だ」 UKで2005年11月28日にCDデビューを飾った「クワイヤーボーイズ」は、メンバー3人全員が文字通 り正真正銘の”聖歌隊ボーイズ”。合唱大国イギリスで何百人もの男の子たちがオーディションされたのち、ノッツのサウスウェル大聖堂聖歌隊からベン・イン マン(12)、有名なイーリー大聖堂聖歌隊からパトリック・アスベリー(12)とCJ.ポーター=ソウ(10)が選ばれた。世界的なクラシック・ブームを 巻き起こした「3大テノール」のジュニア版ともいうべき「クワイヤーボーイズ」は、全国の約50の大聖堂や教会で行われたスカウト活動ののち、結成され た。元祖ボーイ・ソプラノのアレッド・ジョーンズと、初期のモービーやステレオフォニックスの仕掛人であり、”世界でひとつのピュア・ヴォイス”ヘイリー を手がけるスティーヴ・アボットが共同でマネージメントを担当している。UK発信クラシカル・クロスオーバーの新たな、そして小さなニュー・ヒーローたち が誕生!すでに世界中から熱いラヴ・コールが寄せられている。


聖歌隊はダサくない! 他の同世代の男の子たちと同様、この3人の若者もサッカー、コンピューター・ゲーム、ロック・ミュージックが好きである。ちょっと違うのは、ベン、パトリック、CJが、とっくの昔に死んだ作曲家たちによって書かれた数世紀前の合唱曲も好んでいるということだ。 ボーイ・ソプラノの3人は、全員少年合唱団に所属しており、オペラ・スーパースターのパヴァロッティやボチェッリ、ラッパーのエミネムや50セントが所属するメジャー・レコード会社と契約をしたばかりである。 しかし司祭平服や白い法衣は忘れたほうがいい。ザ・クワイアボーイズは天使のように歌うが、見た目はどちら かと言うと、ブランド・スーツを着たかっこいいボーイ・バンドである。ハリー・ポッターのおかげでメガネの男の子が見直されたように、彼らは、聖歌隊を かっこいいものにしようとしている。 3大テノールのジュニア版は、全国の約50の大聖堂や教会で行われたスカウト活動ののち、結成された。 何百人もの男の子たちがオーディションされたのち、ノッツのサウスウェル大聖堂聖歌隊からベン・インマン(12)、彼の新しいバンドメイト、パトリック・アスベリー(12)とCJ.ポーター=ソウ(10)が有名なイーリー大聖堂聖歌隊から選ばれた。 そして今、彼らはこのジャンルの音楽に、まったく新しいオーディエンスを引き込み、アレッド・ジョーンズが20年前に〈ウォーキング・イン・ジ・エアー〉で国民の心をつかんで以来、初めてトップ20に食い込もうとしている。 元祖ボーイ・ソプラノのジョーンズと、初期のモービーやステレオフォニックスの仕掛人スティーヴ・アボット が共同でマネージメントを担当、パヴァロッティやボチェッリ、クラシカル・クロスオーバー・スターのラッセル・ワトソン、ジェイミー・カラム、ダイアナ・ クラールも所属するユニバーサル ミュージックと契約した。 「文字通り何百人もの男の子たちをオーディションして、国中で見つけうる最高のシンガーが彼らだったんだ」 とユニバーサル クラシックス&ジャズのジェネラル・マネージャー、ディッコン・スタイナーは言う。「ルックス、スタイル、性格が音楽性と同じくらい重要なポップ・グルー プと違い、彼らはたった一つの判断基準によって選ばれた。それは彼らの声だ」。 もちろん声は、彼ら成功を約束するだけではない。声変わりによって死も意味しうる。「生物学が、常に少年聖 歌隊の運命を決める」と自身もイーリー大聖堂の聖歌隊に所属していたスタイナー氏は語る。「スポーツ選手のように、できるときにせいぜい活躍するしかな い。いつまで声が持つかわからないから」。 彼らはこの夏休み、トゥーティングにあるオール・セインツ教会で、もと聖歌隊指揮者、ウェストミンスター大聖堂音楽監督でオルガン奏者でもある、マーティン・ニアリー率いるイギリス室内管弦楽団とともに、デビュー・アルバムのレコーディングを行った。
「いいかんじだよ」とレコーディングの合間にCJは言う。「すごくいい」とパトリックも同意する。「それぞれにヘア・スタイリストと衣装スタイリストがつ いて、全員髪型を変えたんだ」とベンが付け加える。「僕の髪は、前は聖歌隊員っぽかったんだけど、つんつん立ってかっこよくなったんだ」。 1日最低2時間は練習するコーラス以外では、彼らはロック・ミュージック(グリーンデイが特にお気に入り)、サッカー(CJはアーセナル、ベンはチェルシー、パトリックはスパーズ・ファン)に夢中である。
彼らは、広くファン層を獲得するため、伝統的な司祭平服や白い法衣からブランド・スーツに着替えた。皮肉屋は教会の伝統から離れていると主張するかもしれ ない。しかし本人たちに不満はないようだ。「聖歌隊員だからって、変な奴だと思われたくないからね」とパトリックは認める。 彼の懸念にベンも同調する。ベンは公立学校の全校生徒2000人のうちたった10人の聖歌隊員の1人だ。 「あの服着るおかげでいじめられたりするんだ」と彼は言う。「そのせいでネクタイを引っ張られたりする。だから、聖歌隊員を着飾るのは、僕らにとって信仰 の使命なんだ」。 スタイナー氏はこう付け加える、「この国には大いなる合唱の伝統がある。聖歌隊学校は特殊な世界で、このプ レイ・ステーションの時代に入学志望者を確保するのは大変なんだ。このグループは、聖歌隊や聖歌隊学校に対する人々の認識に、大きな影響を与えると思う。 これは合唱の伝統の再生である。そして彼らはポップ・チャートにも入るだろう」。 この「クロスオーバー」使命の一環として、彼らは人気のあるポップ・ソングも歌っている。この秋リリースさ れる彼らのアルバムの収録曲は、ほとんどがアレグリのミゼレーレやバッハのアヴェ・マリアのような伝統的合唱曲だが、テレビ番組”ミスター・ビーン”の主 題歌、エリック・クラプトンの”ティアーズ・イン・ヘヴン”やニール・ダイアモンドとホリーズで有名な”兄弟の誓い”など、ポップ・オールディーズも含ま れている。 しかし、言葉遣いの正しい聖歌隊員ゆえ、少し修正があった。”He’s NOT Heavy, He’s My Brother”と歌われている。

patrick_photoパトリック(12歳) PATRICK
名前: パトリック・ジェームス・アスベリー
生年月日: 1993年6月9日
出身地: チェルムスフォード(「生まれたのはどこだかよくわからないけど、イングランドであることは確か。」)
身長: 150cm
目の色: 青
好きな店: JDスポーツ、ゲーム「とにかくテレビ・ゲームが好きなんだ。PS2とゲーム・キューブとXボックスを持ってる。」
好きなテレビ番組: マッチ・オブ・ザ・デイ 「テレビはあまり見ないんだ。」
好きな映画: アイ、ロボット「ウィル・スミスかっこいい。」
何にお金を使う?: サッカー、服と靴。
好きな本: 「あまり読まないんだ。サッカーの雑誌のほうが好き。」
最初に買ったレコード: バステッドのファースト・アルバム
もし世界を支配したら?: 「どこから始めるか悩むな! でも絶対たくさん車を買う。」
どんな時泣く?: 「あまり泣かない。映画では泣かないんだ!」
好きな犬の種類: ラブラドール
理想的な朝食: スペシャルK・コーンフレーク
何かに優勝したことある?: 「うん。通ってたサッカー・コースのベスト・ストライカー賞。」
好きなクラシック歌手: 「まだいない。」
好きなポップ・グループ: グリーン・デイ
好きなスポーツ選手: ジャーメイン・デフォー(トッテナム・ストライカー)
どんな時笑う?: 「くだらないこと全て。」
ジョークを一つ: 「面白いの知らないから、言わない!」
100万ポンドもらっても食べたくないもの: ナス
最新着メロ: 「普通の呼び鈴を使ってる。」
一番最近買ったレコード: グリーン・デイ『アメリカン・イディオット』
10年後はどこにいる?: サッカー選手か弁護士。弁護士は儲かるからね!一生歌う気はないよ!」

 

ben_photoベン(12歳) BEN
名前: ベン・エスクリク・フランシス・インマン
生年月日: 1993年3月19日
出身地:  ヨークシャー
身長:  160cm
目の色: 青好きな店: クイックシルバー、ハロッズ(すごく高いから)、オニール
好きなテレビ番組: シンプソンズ、コロネーション・ストリート、ザ・ビル、エマデール
好きな映画: ブレーブハート、「すごく悲しい映画」
何にお金を使う?: 服「とおしゃれなもの」
ポータブル・プレイステーション、スケートボード、サッカー
好きな本: デイヴィッド・カッパーフィールド「5年のとき読んだ。」
最初に買ったレコード: レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『バイ・ザ・ウェイ』
もし世界を支配したら: 「ブタを月に送る。たぶんブタは月を食べちゃうだろうけど。プライベート・ジェットを持って、世界中の全てのハイテク製品を所有する。全てのお金をみんなで平等に分けて、世界平和を実現する。」
どんな時泣きたくなる?: 「いじめ、それと転んだ時。悲しい映画見ても泣く。人が遭難する映画」
好きな犬の種類: ソーセージ・ドッグ
理想的な朝食: 正統的な朝食、ソーセージ、卵、ベーコン、ブラック・プディング。
何かで優勝したことある?: 「僕はこの世でもっとも不運な人間の1人だよ!ラッフルくじしか当たったことがない。でもバービー人形もらったよ!」
好きなクラシック歌手: プラシド・ドミンゴ
好きなポップ歌手: 50センツ
好きなスポーツ選手: クリスチャン・マルコム(陸上)
どんな時笑う?: 「人が馬鹿なことをしている時。たとえば飛び込み禁止のプールに飛び込む人とか。」
ジョークを一つ: 「太った人がすべり台をすべってどんなものでも好きなものの上に降りていい、と言われ、金や宝石を考えていたが、すべるのがあんまり楽しかったので、彼はただ「ウィー(おしっこの意)」と叫んでしまった。」
100万ポンドもらっても食べたくないもの: ズッキーニ
最新着メロ: カルメン
一番最近買ったレコード: グリーン・デイ「アメリカン・イディオット」
10年後はどこにいる?: 「王立音楽院で音楽の勉強がしたい。もしそれまでいい声が持続してたら!だめだったら、創作の勉強がしたい。でもおじさんの農場の手伝いもしたい」

 

cj_photoCJ(11歳) CJ
名前: チャールズ・ジョン・ハミッシュ・ポーター=ソウ
生年月日: 1994年12月11日
出身地: シェフィールド
身長: 155cm
目の色: 茶
好きな服: サッカー・シャツ
好きな店: スポーツ・ショップ、JJBスポーツとか
好きなテレビ番組: サッカーとクリケット、シンプソンズ
好きな映画: アイ、ロボット「アクションとロボットが出てくるから!ガジェットとかが好きなんだ。」
何にお金使う?: サッカー・シャツ
好きな本: モンキー・ジョー「3人の子供が襲おうとする男から逃げる話!」
最初に買ったレコード:グリーン・デイ『アメリカン・イディオット』(「それと所属してた合唱団が『Gateway Of Heaven』というCDを作って、でも僕もそれに入っているからたぶん反則かも。」)
もし世界を支配したら?: 「サッカーの世界にする。たくさんサッカー・ショップや競技場をあちこちに作って、しかも全部ただにする。」
どんな時泣く?: 「僕のウサギがたくさん死んで、すごい悲しい。」
好きな犬の種類: ゴードン・セッター
理想的な朝食: 「ココ・ロックス。ココ・ポップスみたいだけど、もっと固いのが入ってるやつ。」
何かに優勝したことある?: 「特に。学校で音楽コンクールの決勝まで行ったことがあるけど、最後に勝てなかった!」
好きなクラシック歌手: アレッド・ジョーンズ
好きなポップ・シンガー: ジェイミー・カラム
好きなスポーツ選手: ティエリ・アンリ
どんな時笑う?: 「おかしいジョーク聞いたとき。」
ジョークを一つ: イングランド人、アイルランド人、スコットランド人がビーチにいる。彼らはそれぞれ1つ願いをかなえられる。イングランド人はたくさんのビールを持って家に帰ることを選び、消える。スコットランド人は家でプラズマTVを見ることを願い、消える。アイルランド人は、「1人っきりだ。あとの2人が戻ってくればいいのに。」と願う。
100万ポンドもらっても食べたくないもの: 煮たエンドウ豆
最新着メロ: 「まだ携帯持ってない!」
一番最近買ったレコード: 「パパのiPodを聞いてる。ロビー・ウィリアムスから007のテーマ曲まで何でも入ってる。」
10年後どこにいる?: 「サッカー選手かミュージシャン。どっちでもいい!」