2015年ショパン国際ピアノ・コンクール優勝、チョ・ソンジンの演奏ハイライト リリース決定!

2015.10.23 TOPICS

UCCG1719-500

感動のショパン・コンクール・ライヴ2015

発売日:2015年11月18日(水)
品番:UCCG-1719 定価:¥2,600(税抜価格)+税

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<海外プレスリリース訳>

世界的に著名なクラシック音楽コンクール、2015年ショパン国際ピアノ・コンクールでチョ・ソンジンが優勝!
21歳韓国ピアニスト優勝者の演奏ハイライトがライヴ録音でドイツ・グラモフォンよりリリース

2015年10月21日、ワルシャワ。ドイツ・グラモフォン(DG)は第17回ショパン国際ピアノ・コンクールの優勝者チョ・ソンジンのデビュー・アルバムをリリースする。

チョ・ソンジンはクラシック音楽界における最も栄誉あるタイトルで誰もが羨む優勝を手にした。彼はワルシャワでの3週間・3回のコンテスト・ステージを経て、2015年10月20日火曜日、優勝者となった。このレコーディングは11月6日世界リリースの運びとなり、この21歳の韓国のピアニストのリサイタルからのハイライトを収録する。DGとフレデリック・ショパン協会の間の長期間にわたるコラボレーションの始まりとなるこのライヴ・アルバムは幅広い聴衆に向けて、ショパンの音楽の優れた演奏者たちの作品を優先させて作られている。

ショパン国際ピアノ・コンクールは1927年にワルシャワで第1回が開催され、1955年からは5年に1度の開催となっている。今日、クラシック・ピアニストにとって世界の主要なコンクールとなり、とりわけその優れた芸術性への関与と特別な音楽の才能を発掘する抜群の実績に貢献している。ショパン・コンクール優勝者を列挙すると、マウリツィオ・ポリーニ、マルタ・アルゲリッチ、クリスチャン・ツィメルマン、ユンディ・リ、そしてラファウ・ブレハッチなどDGのアーティストを含む、名だたるピアノの巨匠たちが並ぶ。また、同様に上位入賞者の注目すべきリストにはDGの姉妹レーベルであるデッカに所属しているヴラディーミル・アシュケナージや内田光子の名もある。

チョ・ソンジンは1994年5月28日、韓国ソウルに生まれた。2008年青少年のためのショパン国際ピアノ・コンクールに優勝し、2011年モスクワのチャイコフスキー国際コンクールで3位に入賞した。チョ・ソンジンはパリ在住でマリインスキー劇場管弦楽団とワレリー・ゲルギエフ、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とチョン・ミョンフン、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団とユーリ・テミルカーノフ、そしてロシア・ナショナル管弦楽団とミハイル・プレトニョフなどの主要なオーケストラ、指揮者とすでに共演している。

「この偉大なコンクールに出場できたことは私にとって素晴らしい経験でした。そしてその優勝者に名を連ねるという夢が叶いました。ショパンの音楽は私たちに人間のありようについて多くを教え、心に直に語りかけます。このドイツ・グラモフォンのレコーディングを聴いてくださったすべての人の心を感動させてくれることを望んでいます」とチョ・ソンジンは語った。

今年のショパン国際ピアノ・コンクールへの参加には45カ国から、1985年から1999年の間に生まれた450人を超える演奏者が応募した。ショパン協会の選考委員会は4月にワルシャワでコンクールの予備選考を行い、この中から160人を招集し、そのうち77人が審査により選ばれ、10月3日から16日に行われる3回の最終ステージのコンテストに残った。チョ・ソンジンはグランド・ファイナルに選ばれた10人のピアニストの中から優勝者となった。そして賞金3万ユーロと、ポロネーズ賞も受賞した。

「ドイツ・グラモフォンはチョ・ソンジンのショパンの情熱と美が詰まったアルバムで、フレデリック・ショパン協会との新しい重要なパートナーシップを始めることを光栄としている。非常に緊迫感のあった3週間のコンクールと類まれな音楽づくりの後、我々は彼の素晴らしい優勝の演奏に魅せられ、彼が同世代の中で最高のアーティストの一人となるであろうことを確信した。ショパン国際ピアノ・コンクールはすべての他の音楽コンクールが判断する基準となっている。コンクールの王者であり、それ自体がクラシック音楽における最高のものとして、世界中の関心を引き付けている。我々はショパン国際ピアノ・コンクールを、我々のソーシャル・メディア・キャンペーンとファイナルからのライヴ配信、そしてこのチョ・ソンジンのDGデビュー・アルバムを通して、多くの新たな聴衆と結びつけることに興奮を覚えている」とユニバーサル・ミュージック・グループ・インターナショナルのクラシックA&R副社長コスタ・ピラヴァッキ氏がコメントした。

ショパン協会のディレクター、アルトゥール・シュクレナー氏はチョ・ソンジンを真のスター中のスターとして歓迎した。「ピアノのレパートリーの核心にあるショパンの音楽は演奏者の技術の高さから芸術的な洞察力と想像力まで、すべてを分析する。今年のショパン国際ピアノ・コンクールは世界中から史上最多の参加者を集めた。それはファイナルを闘った多くの人から最高の演奏を引き出し、聴衆を深く感動させた。チョ・ソンジンはその並外れた演奏で圧倒的な勝利者として浮上した。ドイツ・グラモフォンとの我々の幅広い新しいパートナーシップに、そして彼の演奏が持つ感情表現の力、ニュアンスの表出、そして成熟した洞察力を体験するであろう世界中の人々に感謝します」。