BIOGRAPHY

Charles Dutoit シャルル・デュトワ (指揮者)




1936年:スイスのローザンヌに生まれる。

1963年:ストラヴィンスキーの《春の祭典》を指揮して成功を収め、ベルン管弦楽団の音楽監督となる。

1967年:チューリヒ放送管弦楽団の指揮者兼音楽監督となる。

1977年:モントリオール交響楽団に客演し、その後音楽監督に就任。

1980年:DECCAと専属契約を結ぶ。

1982年:モントリオール交響楽団を指揮して、カーネギー・ホールにデビュー。

1983年:ミネソタ管弦楽団の首席客演指揮者。コヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスにデビュー。

1987年:《ホフマン物語》を指揮してメトロポリタン歌劇場にデビュー。《惑星》で英グラモフォン賞受賞。

1989年:フィラデルフィア管弦楽団のサマーフェスティヴァルの音楽監督兼首席指揮者に就任。モントリオール交響楽団とともに来日。


1990年:ドビュッシー《海》で音楽之友社レコード・アカデミー賞受賞。9月にフランス国立管弦楽団の音楽監督に就任(1995年8月まで)。

1991年:最初のオペラ録音《ペレアスとメリザンド》がドイツ・レコード賞を受賞するなど高い評価を得る。モントリオール交響楽団とともに南アメリカ演奏旅行。フィラデルフィアの名誉市民となる。

1993年:ベルリオーズの超大作オペラ《トロイ人》の上演と録音を行う。

1994年:シャンタル・ジュイエをソリストに、ゴルトシュミットのヴァイオリン協奏曲のパリ初演(フランス国立管弦楽団)、

ロンドン初演(フィルハーモニア管弦楽団)を指揮する。前年に録音した《トロイ人》が発売され、世界的に高い評価を得る。

1995年:《トロイ人》が仏ACCディスク大賞を受賞。モントリオール交響楽団とともに来日。

1996年:中国、韓国へのアジアツアーの一環として、フランス国立管弦楽団とともに来日。NHK交響楽団の首席指揮者に就任。

1997年:NHK交響楽団とともにヨーロッパ演奏旅行を行う。

1998年:デッカのスタッフが来日し、すみだトリフォニーホールでNHK交響楽団演奏によるプロコフィエフの《ロメオとジュリエット》を録音。前年ウィーンで録音した交響曲第6番とともにカプリング・発売され、大きな反響を呼ぶ。


9月、NHK交響楽団初の音楽監督に就任。N響とともに中国ツァー。11月23日に北京入りし、充分なリハーサルをへての26日北京世紀ホール及び30日には上海新歌劇場でコンサートを行い、ストラヴィンスキー、ラフマニノフを演奏する。