5年ぶりに来日、日本武道館で自身24回目の公演!ギミック無しの歌とギターが繰り出す大ヒット曲の数々にファンは大合唱、大喝采!

2017.01.25 TOPICS

「想い出のサマー」、「ヘヴン」、「オール・フォー・ラヴ」など世界的な大ヒット・シングルの数々で知られる、カナダを、世界を代表するロックンローラー、ブライアン・アダムスが5年ぶり12回目の来日公演を1月23日(月)大阪、24日(火)東京で行った。

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Photo: Masanori Doi

今回の公演は2015年にリリースされた最新アルバム『ゲット・アップ』のツアーで、東京公演は自身24回目となる日本武道館での公演となった。
そのため、「今日は特別は日だから日本語で話すよ。日本武道館で24回目のコンサートです」とステージ上で日本語に挑戦、この日のライヴがブライアン本人にとってもファンにとってもスペシャルなものだという思いが伝わってきた。

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Photo: Masanori Doi

アリーナは一番後ろまで、スタンド席は2階の一番上までぎっしり埋め尽くされ、全32曲、約2時間半にわたってロックの名曲の数々が繰り出された。
1曲目は最新作『ゲット・アップ』から「ドゥ・ホワット・ヤ・ガッタ・ドゥ」。35年を超えるキャリアからの選曲はどれも日本のファンに人気の曲ばかりでとなるばかりか、「ヘヴン」、「想い出のサマー」、そして“これまでの武道館公演でも必ず演った”という「サムバディ」などはブライアンのヴォーカルなしでも歌が響いた。
アンコールの1曲目も最新作『ゲット・アップ』からの「ブラン・ニュー・デイ」、その後観客のリクエストに応えてエルヴィス・プレスリーの曲を演奏するシーンもあった。
「初来日(1983年)の時はまだ携帯電話なんてなかった。でも今はみんな持っている。だから携帯のライトを点けて」と、たくさんのキャンドル・ライトの中で始まったのは最後の曲「オール・フォー・ラヴ」。
ブライアン・アダムスと、ブライアン・アダムスと彼の曲を大好きな日本のファンとの間の、まさに特別な美しい空間となった、素晴らしいライヴとなった。