BIOGRAPHY

Brandi

「彼女には、私のベーシストだったレイ・ブラウンに通じる、軽やかな躍動感やリズミカルに脈打つ拍動がある。彼女は<本物>だ」と、オスカー・ピーターソンが絶賛。

カナダ・バンクーバー出身。本名はブランディ・ドーン・ディスターへフト。シカゴ出身でハモンド・オルガン奏者兼ピアニストの母親とカナダ・アルバータ出身で大学時代にトランペットを学び、スタン・ケントンとの共演暦もある父親のもとに生まれる。4歳の時にクラシック・ピアノを始め、母親からジャズ・ピアノも学ぶ。両親の影響で幼い頃からオスカー・ピーターソン、ビル・エヴァンス、カウント・ベイシー等の音楽を聴いて育つ。13歳の時にウッドベースを弾き始め、14歳の時にエレクトリック・ベースも弾き始める。歌は幼少期から歌い始め、ロサンゼルスで歌手活動をしていた叔母アンジー・ジャリーに影響を受ける。カナダのハンズワース・セカンダリー・スクール卒業後、ハンバー・カレッジで音楽を専攻。ドン・トンプソン、ルーファス・リード、ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン、ロドニー・ウィテカー、ロン・カーター(2008年から現在まで)にベースを師事。その他、ダニーロ・ペレスにピアノを学び、ジュリアード音楽院でシンフォニー・オーケストラを学ぶ。2007年1stリーダー作『デビュー』、2010年2ndリーダー作『セカンド・サイド』を発表。2009年にニューヨークに進出。現在もニューヨークを拠点に活動中。

ブランディのこれまでの受賞暦と輝かしい経歴の一部は以下の通り。

★1stリーダー作『デビュー』で、カナダのグラミー賞といわれる<ジュノ・アワード>の2008年度≪ベスト・トラディショナル・ジャズ・アルバム≫受賞。
★ベーシストとして参加したハンク・ジョーンズとオリバー・ジョーンズのアルバム『プリーズ・トゥ・ミート・ユー』で、<グラミー賞>の2010年度≪ベスト・インプロヴァイズド・ジャズ・ソロ≫にノミネートされる。
★21歳の時に共同リーダーとして自身のバンドを率いて「カーネギー・ホール」に出演。
★CBC(カナダの有名なラジオ局)より、2012年度のカナダ≪No.1ベーシスト≫にランク付けされる。