浪速のモーツァルト、キダ・タローが高校球児の応援曲を書き下ろし!

2014.06.11 TOPICS

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高校野球のスタンドで演奏される応援曲を集めた人気シリーズCD、『ブラバン!甲子園』。
6/18発売の最新作『ブラバン!甲子園 U18-WEST』では、浪速のモーツァルトことキダ・タロー先生の書き下ろし楽曲が収録されます!

きっかけは6『ブラバン!甲子園 U18-WEST』を大阪桐蔭高校吹奏楽部が演奏している事から、大阪らしさを出したいと、関西きっての作曲家キダ・タローにオファーした事から。
かつて阪急ブレーブスの外国人選手の応援曲を書いた事があるキダ先生も、高校野球の応援曲を書いたのは長い作曲家人生の中でも初めてだそうです。書き下ろし楽曲のタイトルは『アルプス・キダ・タロー』。昭和の時代の香りが漂う勇壮なマーチ調で、甲子園のアルプス・スタンドで映えそうな応援曲が出来上がりました。

通算何曲目の作曲かとキダ先生に訊ねたところ、
「5621曲めかな。ウソでんがな(笑)!なんぼや、わかりまへんねん。記録取ってないから、ワタシが何曲書いたか誰も知りません。せやから、最近は言いたい放題ですわ!」と。
作曲のイメージの問いには
「昭和の雰囲気ありますか?おかしいなぁ….。ワタシは大正のつもりで書いたんですけど(笑)。」
と煙に巻いた答えが。

一方、大阪桐蔭高校の演奏の感想を訊ねると
「演奏上手いねぇ。素晴らしいですわ。私、ホンマに感動してるんですよ。みなさんお上手で規律正しゅうて、レベルがもの凄う高いんですよ。我々は、この子ら(高校生)ぐらいの年からプロでやってましたけど、この子達がやってるレベルより我々の方がずっと下手でしたから。
」と大絶賛。

他にもキダ・タローの人気曲「ラブアタック!」や「プロポーズ大作戦」に加え、関西の人気者、円広志の「夢想花」や大阪万博のテーマ曲「世界の国からこんにちは」といった関西ならではの楽曲も収録。演奏している大阪桐蔭高校は、数多くのプロ野球選手を輩出している野球の名門校でもあります。同校OBの藤浪晋太郎(阪神タイガース)選手が在校時代にリクエストした応援曲「Over Drive」や、中田翔(北海道日本ハムファイターズ)選手をはじめ4番バッターに使われる「ウィ・ウィル・ロック・ユー 」等の大阪桐蔭レパートリーも余すところなく収録!

ジャケットを手がけたのは、週刊ビッグコミックスピリッツで『健康で文化的な最低限度の生活』を連載中の漫画家の柏木ハルコ氏。
ブラバン甲子園シリーズ全作の表紙を担当し、今作ではジャケットの右上にキダ・タローを登場させています。

ちなみに大阪桐蔭高校は、先日行われた高校野球春季近畿大会で優勝。今夏、甲子園に出場する可能性も出てきています。もし同校が夏の甲子園に出たらどうします?とキダ先生に訊くと
「お~行きまんがな、甲子園応援しに。何やったらトランペットとか持っていって一緒に演奏させてもらいまっせ!せやけどワタシ、トランペットはよう吹けませんねん…」
と応援参加を宣言。果たして、ジャケットに描かれたアルプス・スタンドで応援するキダ・タローが今夏、実現するのでしょうか?

『ブラバン!甲子園 U18-WEST』は37曲の応援曲が入って6月18日に発売です!

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