Base Ball Bear 湯浅将平についてのお知らせ

2016.03.02 TOPICS

体調不良というアナウンスをし、皆様にご心配をおかけしているG.湯浅将平について、お知らせがあります。

 

2月中旬、制作作業をする予定だったスタジオに現れず、連絡も取れない状態が続きましたが、その後、第三者を通して、今後Base Ball Bearでの活動を続けることができないという意志表示を受けました。以後数日間、様々な方法で湯浅本人との話し合いを試みましたが、結果それは叶わず、Base Ball Bear及びSony Music Artistsは、残念ながら今後Base Ball Bearの4人での活動は難しいとの判断に至りました。

 

突然の出来事に他のメンバーも動揺する中、2月27日のチャットモンチーのこなそんフェスの際は、体調不良という理由で発表をし、急遽、the telephones石毛輝氏のサポートを得て、なんとかライブを行うことができました。現在発表されている3月5日からのツアー「LIVE BY THE C2」と4月30日の「日比谷ノンフィクションⅤ~LIVE BY THE C2~」につきましては、元DOPING PANDAのフルカワユタカ氏をサポートに迎え、ライブを敢行いたします。

 

結成15周年+デビュー10周年のこの年に、このようなことになることはメンバー・スタッフとも想像だにしていませんでした。

 

湯浅将平がいなくなったBase Ball Bearは、今後、今までとは大きく変わっていかざるを得ません。ただ、メンバー・スタッフとも、これからもBase Ball Bearの音楽を届けていくという意志に変わりはありません。

 

一番近くにいるメンバー・スタッフでさえも、まだ全ては納得できていない状況を皆様にお伝えするのは非常に心苦しい気持ちでいっぱいですが、ツアー初日の前になるべく早くお伝えさせていただきたく、お知らせさせていただきます。

 

ご心配をおかけし、大変申し訳ありません。今後ともBase Ball Bearをよろしくお願い致します。

 

 

Base Ball Bear スタッフ

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今回のことで、ファンの皆様には沢山のご心配をおかけしてしまいまして、大変申し訳ございません。

14才の時にギターがきっかけで友達になり、
それから人生の半分以上を共にしてきた湯浅がバンドを去ってしまうのはとても残念ですし、
彼からギターを取ったら何が残るのか、正直、わかりません。
友人としてはせめて、これからもギターだけはやめないでいて欲しいなと思います。
感情表現も意思表示もクソ下手だから、ギター弾きでもしなきゃ何もわかんねーよ
今までどうもありがとう。

バンドはこれからも続けていきます。
この4人というルールを強く持っていた僕らでしたが、
今は、あの4人では表現できなかったことに挑戦していきたいという気持ちでいます。長年乗ってきた船を乗り換えるというような状況ではありますが、
この逆境をバネにしてこそ、音楽ではないでしょうか。

Base Ball Bearは臆さず変化し続けてきたバンドです。
これからも変化し続け、そして、面白い作品を作り続けていきます。
まずは、3月5日からのツアーで皆様をお待ちしております。
今後ともBase Ball Bearを宜しくお願い致します。

Base Ball Bear 小出祐介

 

4人で20年、30年とバンドを続けていけると信じてやってきたので、とても悔しいです。
日頃から将平含め4人でいるのが当たり前だったので、
彼のいない現場は何とも言えないものがあります。

15年一緒に続けてきたバンドで突然このようなことが起こってしまったことが
理解出来ませんし、怒りすら感じています。それが正直な気持ちです。
ただ、彼が決めたことであり、僕ら3人も待っていてくれる人たちのことを考えると、Base Ball Bearの活動を止めたくありませんでしたし、
バンドをこれからもずっと続けていきたいという気持ちは消えていません。

これからも新しい曲を作り続け、ライブをして音楽で納得してもらえるように、
より一層本気で頑張っていきますので、何卒よろしくお願い致します。

Base Ball Bear 堀之内大介

 

突然こんなことになってしまい、当初は大変困惑しました。
それでも、近々にライブが控えていたわたしたちは、色々なことを決断しなくてはなりませんでした。
わたしたちはメンバー4人だけで演奏するということをルールとしてきました。
わたしはそのルールがとても好きで、このバンドにおいては
4人で演奏するということを何より大切にしたいと思っていました。
誰かが抜ける時のことは、考えた事もありませんでした。
大切なものが崩れて、不安でした。

でも、わたしはどうしてもBase Ball Bearを続けたいと思いました。
そこに関して迷いはなく、こいちゃんも、ほりくんも、同じ気持ちでした。
なぜならBase Ball Bearとしてやりたいことはまだたくさんあって、
それを貪欲に追い求めていけば、まだまだ面白いものが出来ると思っているからです。
わたしにとってはそのことが救いでもあります。
だからBase Ball Bearを続けることを、3人で決意しました。

これまでBase Ball Bearの音楽を聴いてきて下さった方々にも、
これからのBase Ball Bearの音楽を面白いと思ってもらえるよう、真摯に頑張っていこうと思います。
これからも、Base Ball Bearをどうぞよろしくお願い致します。

Base Ball Bear 関根史織