「アルテュール・グリュミオーの芸術 vol.1,vo.2」アンコールプレス決定!

2014.11.05 TOPICS

絶大な人気を誇った名ヴァイオリニスト、グリュミオー。彼の遺した名盤を特別価格にて発売!「アルテュール・グリュミオーの芸術」シリーズ、アンコールプレス決定です。

■ アルテュール・グリュミオーの芸術 vol.1 50タイトルアンコールプレス 2014年12月3日発売
 
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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207(1)、第2番ニ長調K.211(2)、第3番ト長調K.216(3)、第4番ニ長調K.218(4)、第5番イ長調K.219(5)、第7番ニ長調K.271a(271i)(6)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ウィーン交響楽団、指揮:ベルンハルト・パウムガルトナー(1,2,5,6)、ルドルフ・モラルト(3,4)
録音:1955年5月(1,6)、1954年10月(2,5)、1953年11月(3,4) ウィーン〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9807/8 (2枚組) \1,800(\1,714) デッカ

グリュミオーにとってモーツァルトは晩年まで愛した作曲家のひとり。戦後間もないパリ・デビューも第3番の協奏曲でした。この全集は30代のグリュミオーが若きモーツァルトの作品を、覇気のある若々しい音色で颯爽と演奏しています。モノラル録音ながら、彼の美音もしっかり捉えています。


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メンデルスゾ-ン&チャイコフスキ-:ヴァイオリン協奏曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64(1)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35(2)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 
ウィーン交響楽団、指揮:ルドルフ・モラルト(1)、ボーゴ・レスコヴィッチ(2)
録音:1953年11月、1954年9月 ウィーン(1)、1956年10-11月 ウィーン(2)〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9809 \1,000(\952) デッカ

フランコ=ベルギー楽派の偉大な伝統を今日に伝えるグリュミオーは、メンデルスゾーンの協奏曲を都合4回、チャイコフスキーを3回録音していますが、このアルバムに収録された演奏はフィリップス(現デッカ)での初録音。30代前半の若々しいエネルギーが、生気あふれる演奏から香りたちます。

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ラロ:スペイン交響曲/サン=サ-ンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 他
ラロ:スペイン交響曲ニ短調作品21(1)/サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61(2)、序奏とロンド・カプリチオーソ作品28(3)、ハバネラ(4)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
コンセール・ラムルー管弦楽団、指揮:ジャン・フルネ
録音:1954年6月(1,2)、1956年11月(3,4) パリ〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9810 \1,000(\952) デッカ

ラテン的なエレガンスが存分に発揮されたグリュミオーのラロ、サン=サーンス。これらの4曲をグリュミオーは2回録音していますが、このアルバムは、グリュミオー30代前半の第1回録音を収録しています。若き日のフルネ指揮するラムルー管弦楽団との共演となったこれらの演奏は、モノラル期に決定盤との高い評価を得たもので、グリュミオーの生命力あふれた音色がひときわ印象的です。

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ベ-ト-ヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番~4番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調作品12の1、第2番ニ長調作品12の2、第3番変ホ長調作品12の3、第4番イ短調作品23

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、クララ・ハスキル(ピアノ)
録音:1957年1月(第1番,第4番)、1956年9月(第2番,第3番) オーストリア〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9811 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーとハスキルとの出会いは1950年、ふたりがプラードの「カザルス・フェスティバル」に共に参加し、ベートーヴェンのソナタ第10番を演奏したときに始まります。幼い頃ヴァイオリンのリサイタルを開いたこともあるハスキルとピアノにも堪能だったグリュミオーは、このベートーヴェンの録音の合間にも、互いに楽器をとりかえて楽しんだといわれています。親密な味わいにみちたこの録音からは、そうしたふたりの演奏者の幸せな一体感が暖かい音となって感じられます。

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ベ-ト-ヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》~7番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24《春》、第6番イ長調作品30の1、第7番ハ短調作品30の2

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、クララ・ハスキル(ピアノ)
録音:1957年1月(第5番)、1957年9月(第6番)、1956年12月(第7番) オーストリア〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9812 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーとハスキルとの出会いは1950年、ふたりがプラードの「カザルス・フェスティバル」に共に参加し、ベートーヴェンのソナタ第10番を演奏したときに始まります。幼い頃ヴァイオリンのリサイタルを開いたこともあるハスキルとピアノにも堪能だったグリュミオーは、このベートーヴェンの録音の合間にも、互いに楽器をとりかえて楽しんだといわれています。親密な味わいにみちたこの録音からは、そうしたふたりの演奏者の幸せな一体感が暖かい音となって感じられます。

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ベ-ト-ヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番~10番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調作品30の3、第9番イ長調作品47《クロイツェル》、第10番ト長調作品96

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、クララ・ハスキル(ピアノ)
録音:1956年9月(第8番)、1957年9月(第9番)、1956年12月(第10番) オーストリア〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9813 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーとハスキルとの出会いは1950年、ふたりがプラードの「カザルス・フェスティバル」に共に参加し、ベートーヴェンのソナタ第10番を演奏したときに始まります。幼い頃ヴァイオリンのリサイタルを開いたこともあるハスキルとピアノにも堪能だったグリュミオーは、このベートーヴェンの録音の合間にも、互いに楽器をとりかえて楽しんだといわれています。親密な味わいにみちたこの録音からは、そうしたふたりの演奏者の幸せな一体感が暖かい音となって感じられます。

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バロック・ソナタ集
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調《悪魔のトリル》(クライスラー編)/コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ 二短調作品5《ラ・フォリア》(カスタニョーネ編)/ヴィターリ:シャコンヌ(グリュミオー編)/ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ作品1の7(カスタニョーネ編)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、リッカルド・カスタニョーネ(ピアノ)
録音:1956年7月 アムステルダム 〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9814 \1,000(\952) デッカ

楽曲のもつ「いのち」を重んじ、持ち前の美しい音色でのびやかな歌心を披露するグリュミオーのバロック・ソナタ集。ローマ合奏団のチェンバリストも務めた名手カスタニョーネはモノラル期にグリュミオーのピアノ伴奏を多く務め、特にバロック演奏でグリュミオーに助言を与えたと言われています。グリュミオーの引き締まった清楚な音が心にしみる演奏です。

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モ-ツァルト:協奏交響曲K.364/ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364(ヴァイオリンとヴィオラのための)(1) 
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調(2)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、アッリゴ・ペリッチャ(ヴィオラ)(1)
ロンドン交響楽団(1)、指揮:サー・コリン・デイヴィス(1)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(2)、指揮:エド・デ・ワールト(2)
録音:1964年5月 ロンドン(1)、1969年10月 アムステルダム(2)
CD:UCCD-9815 \1,000(\952) デッカ

後にブラームスにヴァイオリン協奏曲を作曲させることになるヴィオッティの協奏曲、そしてモーツァルト円熟期の傑作をとりあげ、作品の高貴で典雅な情趣をあますところなく歌い上げたグリュミオーの代表的美演のひとつです。

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ベ-ト-ヴェン:ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番・第2番
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61、ロマンス第1番ト長調作品40、ロマンス第2番ヘ長調作品50

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(作品61)、指揮:アルチェオ・ガリエラ(作品61)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(作品40,50)、指揮:ベルナルト・ハイティンク(作品40,50)
録音:1966年7月 ロンドン(作品61)、1960年5月 アムステルダム(作品40,50)
CD:UCCD-9816 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーはフィリップス(現デッカ)に3種類のベートーヴェン協奏曲録音をのこしましたが、ここにおさめられているのは第2回目になる1966年のもの。40代を迎えていっそう熟した名ヴァイオリニストの至芸が光る一枚です。

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ブラ-ムス:ヴァイオリン協奏曲/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77(1)/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26(2)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:エドゥアルト・ファン・ベイヌム(1)、指揮:ベルナルト・ハイティンク(2)
録音:1958年7月(1)、1962年7月(2) アムステルダム
CD:UCCD-9817 \1,000(\952) デッカ

名匠メンゲルベルクの後を継いでコンセルトヘボウの常任指揮者となったベイヌムとグリュミオーの至福の顔合わせが実現したブラームスは、生涯2回この曲の録音を残したグリュミオー1回目のもの。ベイヌム亡き後のコンセルトヘボウを継いだハイティンクとの共演によるブルッフは、3回ある録音の2度目のもので、美しい旋律が感性豊かに歌い上げられています。

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チャイコフスキ-&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、指揮:ベルナルト・ハイティンク
録音:1960年5月 アムステルダム
CD:UCCD-9818 \1,000(\952) デッカ

2曲ともモノラル期に続く再録音となり、年齢を重ねていっそう熟したグリュミオーの至芸と、コンセルトヘボウ管弦楽団の好サポートがあいまって、不朽の名作2曲を見事に歌い上げています。

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サン=サ-ンス:ヴァイオリン協奏曲第3番、ハバネラ他
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61、序奏とロンド・カプリチオーソ作品28、ハバネラ

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
コンセール・ラムルー管弦楽団、指揮:マニュエル・ロザンタール
録音:1963年12月(作品61)、1963年4月 パリ
CD:UCCD-9819 \1,000(\952) デッカ

いずれの曲もグリュミオーにとって2度目の録音。洗練された音色と歌い回しが、ヴェテラン、ロザンタールの確かなタクトとあいまって、極上のかけあいを聴かせてくれます。豊かな感性を磨きぬかれたテクニックが生み出した不朽の名演です。

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ラロ:スペイン交響曲/ショ-ソン:詩曲/ラヴェル:ツィガ-ヌ
ラロ:スペイン交響曲ニ短調作品21(1)/ショーソン:詩曲 作品25(2)/ラヴェル:ツィガーヌ(3)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
コンセール・ラムルー管弦楽団、指揮:マニュエル・ロザンタール
録音:1963年4月(1)、1966年3月(2,3) パリ
CD:UCCD-9820 \1,000(\952) デッカ

ラロ、ショーソンはグリュミオーにとって2度目の録音であり、ラヴェルもオーケストラとの共演版としては2回目になります。”美しく歌う楽器”ヴァイオリンの美質と魅力が心ゆくまで堪能できる詩情豊かな名演です。

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ヴュ-タン:ヴァイオリン協奏曲第4番・第5番
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番二短調作品31、第5番イ短調作品37

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
コンセール・ラムルー管弦楽団、指揮:マニュエル・ロザンタール
録音:1966年3月(作品31)、1963年12月(作品37) パリ
CD:UCCD-9821 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーがその伝統を引き継いだヨーロッパの偉大なヴァイオリン楽派”フランコ=ベルギー派”の創始者であったヴュータンならではの、きわめて甘美でロマンティックな情感あふれる2曲をとりあげ、過度な感情移入をおさえた端正な演奏が、聴くものの心に迫ります。

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ベルク&ストラヴィンスキ-:ヴァイオリン協奏曲
ベルク:ヴァイオリン協奏曲《ある天使の思い出に》(1)
ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調(2)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、指揮:イーゴリ・マルケヴィチ(1)、エルネスト・ブール(2)
録音:1967年1月(1)、1966年12月(2) アムステルダム
CD:UCCD-9822 \1,000(\952) デッカ

ヒューマンな心の歌を奏でるのをモットーとしていたグリュミオーのレパートリーには珍しい20世紀の作曲家の作品2作をおさめた貴重な録音です。グリュミオーの柔軟な表現が作品に新たな光を投げかけています。

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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲)
ソナタ第1番ト短調BWV1001、パルティータ第1番ロ短調BWV1002、ソナタ第2番イ短調BWV1003、パルティータ第2番二短調BWV1004、ソナタ第3番ハ長調BWV1005、パルティータ第3番ホ長調BWV1006

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 
録音:1960年11月(BWV1001,1006)、1961年3月(BWV1003,1004)、1961年7月(BWV1002,1005) アムステルダム
CD:UCCD-9823/4 (2枚組) \1,800(\1,714)デッカ

グリュミオーが40代の絶頂期に漲るエネルギーを傾けて完成したバッハの金字塔。フランコ=ベルギー楽派の伝統を受け継いだ比類ない美音と繊細な表現力で奏でられるこの演奏は、確固たる構成力に加え、凛とした気品もそなえて、数ある同曲の録音の中でも最も美しいもののひとつに数えられます。

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J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全曲)
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全曲)
ソナタ第1番ロ短調BWV1014、ソナタ第2番イ長調BWV1015、ソナタ第3番ホ長調BWV1016、ソナタ第4番ハ短調BWV1017、ソナタ第5番ヘ短調BWV1018、ソナタ第6番ト長調BWV1019

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、エジダ・ジョルダーニ・サルトリ(チェンバロ)
録音:1963年6月(BWV1014,1016,1017)、1963年9月(BWV1015,1016,1019)
CD:UCCD-9825/6 (2枚組) \1,800(\1,714)デッカ

グリュミオーが40代の絶頂期に漲るエネルギーを傾けて完成したバッハの金字塔。チェンバロの名手サルトリをむかえて、確固たる構成力に加え、比類ない美音と凛とした気品を感じさせる演奏は、豊麗でありながら明晰な奥行きをそなえています。

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ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集 作品1
ソナタ第1番イ長調作品1の3、ソナタ第2番ト短調作品1の10、ソナタ第3番ヘ長調作品1の12、ソナタ第4番ニ長調作品1の13、ソナタ第5番イ長調作品1の14、ソナタ第6番ホ長調作品1の15

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(チェンバロ)
録音:1966年1月 アムステルダム
CD:UCCD-9827 \1,000(\952) デッカ

テレマンやバッハと並んでバロック後期のドイツ音楽を代表するヘンデル作品の中で最も親しまれているもののひとつであるソナタ集。グリュミオーが、ほぼ同年代のチェンバロの巨匠ヴェイロン=ラクロワと共演したこの演奏は、グリュミオーが残した唯一のヘンデル録音です。美しい音色と品格に溢れた演奏は、この作品の代表盤に数えられています。

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モ-ツァルト:ディヴェルティメントK.563、二重奏曲第1 番・第2番
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調K.563、ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調K.423、ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調K.424

グリュミオー・トリオ:
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ジョルジュ・ヤンツェル(ヴィオラ)、エヴァ・ツァコ(チェロ)
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、アッリゴ・ペリッチャ(ヴィオラ)(K.423,424)
録音:1967年6月(K.563)、1968年6月(K.423,424) アムステルダム
CD:UCCD-9828 \1,000(\952) デッカ

モーツァルトが晩年に書いた異例の編成のディヴェルティメントと二重奏曲をカップリング。グリュミオーが主導権を握りながら、それぞれの個性をうまくぶつけ合って、音楽する喜びにあふれたアンサンブルを堪能させてくれます。

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フランク、ドビュッシ-、ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1)/ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調(2)/ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(3)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、イシュトヴァン・ハイデュ(ピアノ)
録音:1961年12月(1)、1962年7月(2,3) オランダ
CD:UCCD-9829 \1,000(\952) デッカ

ハンガリー出身のピアニスト、ハイデュとグリュミオーは60年代前半に数々の名録音を生み出しました。味わい深く、洗練の極みにある音色で鮮やかに描き上げられたフランス近代を代表する3つのソナタをカップリングした一枚。

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ツィゴイネルイゼン~ヴァイオリン・リサイタル
モーツァルト(クライスラー編):ロンド~《ハフナー・セレナード》K.250から/ヴィエニャフスキ:モスクワの思い出/ラヴェル(カトリーヌ編):ハバネラ形式の小品/サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 作品20の1/フィオッコ(オニール編):アレグロ/グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲作品37の5《アンダルーサ》/アルベニス(クライスラー編):タンゴ 作品165の2/クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/フォーレ:ゆりかご 作品23の1/ラヴェル:ツィガーヌ/ブロッホ:ニーグン~組曲《バール・シェム》/コダーイ:アダージョ

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、イシュトヴァン・ハイデュ(ピアノ)
録音:1962年12月 オランダ
CD:UCCD-9830 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーが初めて録音した小品集。ハンガリー人ピアニスト、ハイデュの伴奏で、モーツァルトからコダーイまで幅広いレパートリーを持ち前の美しい音色で奏でています。

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ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》作品8
第1番ホ長調RV269《春》、第2番ト短調RV315《夏》、第3番へ長調RV293《秋》、第4番ヘ短調RV297《冬》

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ソリスト・ロマンド、指揮:アルパド・ゲレツ
録音:1978年11月 スイス
CD:UCCD-9831 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーが五重奏を演奏するときに第2ヴァイオリンを受け持っていたゲレツが音楽監督をつとめるソリスト・ロマンドは、爽やかで柔らかな響きをモットーとする弦楽合奏団です。親しい仲間たちとの共演で、《四季》のありのままの美しさを再認識させてくれる、純音楽的な演奏です。


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J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲(全3曲)
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041、ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042、2つのヴァイオリンのための協奏曲二短調BWV1043(*)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ヘルマン・クレバース(ヴァイオリン(*))
ソリスト・ロマンド、指揮:アルパド・ゲレツ
録音:1978年11月 スイス
CD:UCCD-9832 \1,000(\952) デッカ

バッハの現存するヴァイオリン協奏曲全3曲を録音した名盤。磨き上げられた艶やかな美音と鮮やかなテクニックをもったグリュミオーのヴァイオリンが、師匠エネスコゆずりのバッハ解釈を軸に、彫が深く気品のある、またとない名演奏を実現しています。

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パガニ-ニ:ヴァイオリン協奏曲第1番・第4番
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番二長調作品6、協奏曲第4番二短調

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団、指揮:ピエロ・ベルージ
録音:1972年5月 モンテカルロ
CD:UCCD-9833 \1,000(\952) デッカ

ヴァイオリンの”魔神”として知られるパガニーニが、その超絶技巧のすべてを披露している2曲のヴァイオリン協奏曲。技巧の秘密を守るために楽譜を秘匿し、紛失していた第4番が1954年に125年ぶりに発見され、グリュミオーの蘇演によって再び世に出たことは有名です。類稀な美音と緻密なテクニックで絢爛豪華なパガニーニを弾ききった、決定的名演です。

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テレマン:12の幻想曲
テレマン:12の幻想曲(ヴァイオリン・ソロのための)
第1番変ロ長調、第2番ト長調、第3番ヘ短調、第4番ニ長調、第5番イ長調、第6番ホ短調、第7番変ホ長調、第8番ホ長調、第9番ロ短調、第10番ニ長調、第11番ヘ長調、第12番イ短調

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
録音:1970年2月 スイス
CD:UCCD-9834 \1,000(\952) デッカ

《12の幻想曲》は、1735年に書かれ、バロック期の無伴奏独奏曲の中でも最も重要な位置を占める作品です。グリュミオーはあふれるばかりの情感をこめて、優美で洗練された旋律線を美しく綴っています。

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モ-ツァルト:弦楽五重奏曲集
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調K.515、弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、アルパド・ゲレツ(ヴァイオリン)、ジョルジュ・ヤンツェル(ヴィオラ)、マックス・ルズール(ヴィオラ)、エヴァ・ツァコ(チェロ)
録音:1973年5月(K.515)、1973年1月(K.516) スイス
CD:UCCD-9835 \1,000(\952) デッカ

31歳のモーツァルトが書いたこの作品は、モーツァルトの室内楽を代表する名作として愛されています。グリュミオーを中心としたこのアンサンブルによる鮮烈な演奏が、どこまでも明るく晴れやかな第3番と、哀切な諦念に包まれた第4番を、美しく対照的に描き分けています。

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シュ-ベルト:ヴァイオリン・ソナタ&ソナチネ集
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 作品162 D.574《二重奏曲》、ソナチネ 第1番ニ長調作品137の1 D.384、ソナチネ 第2番イ短調作品137の2 D.385、ソナチネ 第3番ト短調作品137の3 D.408

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(ピアノ)
録音:1971年10月 スイス
CD:UCCD-9836 \1,000(\952) デッカ

名手グリュミオーと、フランスを代表する鍵盤楽器奏者ヴェイロン=ラクロワが顔を合わせた名演。シューベルト特有の優しく哀しい抒情が、聡明かつ柔軟な音楽性をもつふたりの名演奏家の手で、みずみずしく鮮烈に浮かび上がります。

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ブラ-ムス:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ
第1番ト長調作品78、第2番イ長調作品100、第3番二短調作品108

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ジェルジ・シェベック(ピアノ)
録音:1976年2月(作品78)、1975年9月(作品100,108) アムステルダム
CD:UCCD-9837 \1,000(\952) デッカ

古今のヴァイオリン・ソナタの最高峰といわれているブラームスのソナタ集。ハンガリー生まれのピアニスト、シェベックとの緊密なアンサンブルの中で、グリュミオーのヴァイオリンは洗練された美しさを極め、曲の陰影を見事に表現した、彫が深くきめの細かい名演を聴かせてくれます。

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フォ-レ&グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調作品13、ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調作品108/グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調作品45

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ポール・クロスリー(ピアノ)(フォーレ)、ジェルジ・シェベック(ピアノ)(グリーグ)
録音:1977年11月 アムステルダム(フォーレ)、1978年5月(グリーグ)
CD:UCCD-9838 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーはフォーレのようなフランス系の音楽を得意中の得意としていました。柔らかくなめらかな音と、多彩な表情はまた、北欧の抒情をも極めて上質に映し出します。稀にみる音色美、甘く艶やかな響き、そして洗練という彼の美点が、内面の円熟をともなってこれらの演奏に見事に結実しています。

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ルクー:ヴァイオリン・ソナタ/イザイ:子供の夢/ヴュータン:バラードとポロネーズ
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調/イザイ:子供の夢 作品14/ヴュータン:バラードとポロネーズ 作品38

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ディノラ・ヴァルシ(ピアノ)
録音:1973年12月 スイス
CD:UCCD-9839 \1,000(\952) デッカ

ベルギーの生んだ20世紀屈指のヴァイオリニスト、グリュミオーが、同郷の作曲家ルクー、イザイ、ヴュータンの作品を集めて演奏した貴重な1枚。たいへんロマンティックで抒情味をおびた名曲ばかりを、歌心にみちたグリュミオーのヴァイオリンが美しく歌い上げています。

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ドビュッシー&ルクー:ヴァイオリン・ソナタ、他
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(1)/ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調(2)/パガニーニ:〈こんなに胸騒ぎが〉による序奏と変奏曲 作品13(ロッシーニの《タンクレディ》のアリアによる)(3)、魔女たちの踊り 作品8(ジュスマイヤーのバレエ《ベネヴェントのくるみの木》の主題による変奏曲)(4)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、リッカルド・カスタニョーネ(ピアノ)
録音:1955年12月(1,2)、1958年7月(3,4)〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9840 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーの洗練されたスタイルがあますところなく発揮されたドビュッシー、故国の作品に対する深い愛情をもって流麗に描き上げられたルクーに、演奏される機会の少ないパガニーニの作品をカップリング。30代前半の若々しいエネルギー漲るグリュミオーが、この上なくつややかなトーンで歌い上げた名演奏です。

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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、他
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61(1)/J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041(2)、ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042(3)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1)、指揮:エドゥアルト・ファン・ベイヌム(1)
グラー室内管弦楽団(2,3)、指揮:レオン・グラー(2,3)
録音:1957年6月 アムステルダム(1)、1955年6月(2,3)〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9841 \1,000(\952) デッカ

フランコ=ベルギー楽派の偉大な伝統を今日に伝えるグリュミオー。ベートーヴェン、J.S.バッハの協奏曲をグリュミオーはそれぞれ3回録音していますが、このアルバムには3曲共に初録音となった演奏を収録しています。若々しい命の鼓動が聴こえてくるような、グリュミオー30代なかばの、生気あふれるつややかな演奏です。

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シューベルト:ソナチネ集&ヴァイオリン・ソナタ
シューベルト:ソナチネ 第1番ニ長調作品137の1 D.384、ソナチネ 第2番イ短調作品137の2 D.385、ソナチネ 第3番ト短調作品137の3 D.408、ヴァイオリン・ソナタ イ長調 作品162 D.574《二重奏曲》

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、リッカルド・カスタニョーネ(ピアノ)
録音:1955年7月(D.384,574④)、1958年7月(D.385,408)〈モノラル録音〉
CD:UCCD-9842 \1,000(\952) デッカ

シューベルトの天国的な至福の世界とグリュミオーの艶やかな音楽性の相性は抜群で、これらの4曲をグリュミオーは通算3回録音しましたが、これが初録音にあたる30代のときの演奏。純白の真綿につつまれたようなシューベルトの純粋無垢な音楽を、こぼれんばかりのみずみずしさで歌い上げています。

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モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第41番/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100

アルテュール・グリュミオー(ピアノ&ヴァイオリン)
録音:1959年10月
CD:UCCD-9843 \1,000(\952) デッカ

ハスキルとグリュミオーがベートーヴェンのソナタを録音した際に、録音の合間に互いの楽器を交換して楽しんだという有名な逸話があるように、グリュミオーはピアノも非常に堪能でした。このアルバムでは、グリュミオーがヴァイオリン・パートとピアノ・パートをともに受け持った多重録音による貴重な記録です。ヴァイオリンの域にまでは達っしていないとはいえ、グリュミオーがピアノ・パートによせる思いを窺い知ることができる、グリュミオー・ファン必聴の1枚といえましょう。


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ハイドン&M.ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲ハ長調H.VIIa No.1(1)、ヴァイオリン協奏曲ト長調H.VIIa No.4(2)
M.ハイドン:ヴァイオリン協奏曲イ長調(3)

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
イギリス室内管弦楽団(1)、レイモンド・レパード(チェンバロ)(1)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2)、指揮:レイモンド・レパード(1,2)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(3)、指揮:エド・デ・ワールト(3)
録音:1964年6月(1)、1967年4月(2) ロンドン 1969年10月 アムステルダム(3)
CD:UCCD-9844 \1,000(\952) デッカ

ハイドンとM.ハイドンの作品が、グリュミオーの気品あるニュアンス豊かな音色で生き生きと歌い上げられています。通常演奏される機会のあまりないこれらの曲が、グリュミオーの艶やかなヴァイオリンによって、絹のような光沢を放っています。

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ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品11の2 RV277《ファヴォリト》、ヴァイオリン協奏曲イ短調作品9の5 RV358、ヴァイオリン協奏曲ト短調作品12の1 RV317、ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV271《恋人》

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ドレスデン・シュターツカペレのメンバーたち、指揮:ヴィットリオ・ネグリ
録音:1973年6月 ドレスデン
CD:UCCD-9845 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーはイタリア・バロック期の作曲家にも大いなる愛着を示し、かなりの数の録音を行っていますが、ヴィヴァルディもこの4曲のほか、《四季》などを録音しています。ドレスデン・シュターツカペレのメンバーたちとの共演によるこの4曲でも、グリュミオーならではのデリケートな抒情に満ちた格調高い表現で、聴き手の心を潤してくれます。

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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64、ヴァイオリン協奏曲二短調

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、指揮:ヤン・クレンツ
録音:1972年9月 ロンドン
CD:UCCD-9846 \1,000(\952) デッカ

有名なホ短調の協奏曲を、グリュミオーは1946年のEMI録音を含めて4回録音していますが、ここにおさめられたのは1972年の4度目になる最後の録音です。二短調の協奏曲の録音はこの一回のみ。グリュミオーのメロディストとしての資質が存分に生かされ、一音一音を大切に連綿と歌い上げられたソロに、オーケストラもぴたりと寄り添い、見事なアンサンブルを聴かせてくれます。

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ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、スコットランド幻想曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26、スコットランド幻想曲作品46

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、指揮:ハインツ・ワルベルク
録音:1973年9月 ロンドン
CD:UCCD-9847 \1,000(\952) デッカ

モノラル期に一度、ステレオになってからは2回ブルッフの協奏曲を録音したグリュミオーの最後の録音に、これが唯一の録音となる《スコットランド幻想曲》をカップリングしました。円熟の極みにある巨匠の冴えわたるテクニックと豊かな抒情が融合した熱い演奏が展開され、美しさが心打つ、珠玉の一枚です。

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チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、憂鬱なセレナード
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35、憂鬱なセレナード作品26

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、指揮:ヤン・クレンツ
録音:1975年9月 ロンドン
CD:UCCD-9848 \1,000(\952) デッカ

チャイコフスキーの協奏曲はグリュミオーにとって3度目の最後の録音となるものです。まろやかな音色で一音一音を丹念に歌い上げ、洗練された演奏はグリュミオーならではのものです。2度目の録音となる《憂鬱なセレナード》は、甘美な抒情美が見事な演奏で、聴くものを哀愁の世界へと誘います。

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ベートーヴェンのロマンス~ヴァイオリン名曲集
ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調作品40、ロマンス第2番ヘ長調作品50/ベルリオーズ:夢とカプリッチョ作品8/チャイコフスキー:憂鬱なセレナード作品26/ヴィエニャフスキ:ロマンス(ヴァイオリン協奏曲第2番から)/ヴィエニャフスキ:伝説曲作品17/スヴェンセン:ロマンス ト長調 作品26

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、指揮:エド・デ・ワールト
録音:1970年10月 ロンドン
CD:UCCD-9849 \1,000(\952) デッカ

オーケストラの伴奏によるヴァイオリンの名曲をあつめたこのアルバム。グリュミオーの甘美で洗練された音楽性が光る珠玉のアルバムです。絹のような光沢をたたえた音色で弾かれたこれらの作品から、気品ある香気がたちのぼります。

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ルクレール、ヴェラチーニ、ヴィヴァルディ、ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ集
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ長調/ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調作品1の3/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調作品2の2/ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、イシュトヴァン・ハイデュ(ピアノ)
録音:1974年6月 アムステルダム
CD:UCCD-9850 \1,000(\952) デッカ

フランコ=ベルギー楽派の伝統的美質を受け継ぎ、20世紀のヴァイオリニストの中で最も麗しい美音の持ち主といわれたグリュミオー。フランス、イタリアのバロックの優雅な響きを、グリュミオーならではの格調高い音楽美で語りかけてくれるかけがえのない一枚です。

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コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ集 作品5
第1番ニ長調、第2番変ロ長調、第3番ハ長調、第4番ヘ長調、第5番ト短調、第6番イ長調、第7番二短調、第8番ホ短調、第9番イ長調、第10番ヘ長調、第11番ホ長調、第12番二短調《ラ・フォリア》

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、リッカルド・カスタニョーネ(チェンバロ)
録音:1975年1月
CD:UCCD-9851/2 (2枚組) \1,800(\1,714) デッカ

ヴァイオリニストとしても知られたコレッリが残したヴァイオリン・ソナタ集。気品ある主題と23の変奏からなる第12曲の《ラ・フォリア》は、単独でも演奏される作品となっています。グリュミオーのみずみずしい美音がのびのびと歌い、カスタニョーネのチェンバロ伴奏を得て、きりりと引き締まった端正な演奏が展開されています。

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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番・第2番・第4番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調作品12の1、ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調作品12の2、ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調作品23

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、クラウディオ・アラウ(ピアノ)
録音:1975年3月(作品12の1)、1976年4月(作品12の2,23) アムステルダム
CD:UCCD-9853 \1,000(\952) デッカ

50代をむかえたグリュミオーがベートーヴェンの大家アラウと共演したソナタ集。その芸風にさらなる奥行きを加えた円熟のグリュミオーと、アラウのドイツ伝統の堅固な構成力が揺るぎないアンサンブルを造り上げています。すみずみまで神経をゆきわたらせながら、しかも両者のふくよかな暖かさが心にしみる巨匠の音楽を聴かせてくれます。

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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》・第7番・第8番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24《春》、ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調作品30の2、ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調作品30の3

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、クラウディオ・アラウ(ピアノ)
録音:1975年3月(作品24)、1976年5月(作品30の2,30の3) アムステルダム
CD:UCCD-9854 \1,000(\952) デッカ

50代をむかえたグリュミオーがベートーヴェンの大家アラウと共演したソナタ集。その芸風にさらなる奥行きを加えた円熟のグリュミオーと、アラウのドイツ伝統の堅固な構成力が揺るぎないアンサンブルを造り上げています。すみずみまで神経をゆきわたらせながら、しかも両者のふくよかな暖かさが心にしみる巨匠の音楽を聴かせてくれます。

Uccd 9855grumiaux 120

 

愛の喜び~ヴァイオリン・リサイタル2
パラディス(ドゥシュキン編):シチリアーノ/モーツァルト(クライスラー編):ロンド(《ハフナー・セレナード》から)/グルック(クライスラー編):メロディ/グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲作品37の5《アンダルーサ》/クライスラー:美しきロスマリン、愛の悲しみ、愛の喜び/ヴェラチーニ:アレグロ/ヴィヴァルディ:シチリアーノ(ヴァイオリン協奏曲作品3の11から)/ルクレール:タンブーラン/ベートーヴェン:メヌエット/シューベルト:アヴェ・マリア作品52の6/ドヴォルザーク:ユモレスク 変ト長調 作品107の1/マスネ:タイスの瞑想曲/チャイコフスキー:感傷的なワルツ 作品51の6

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、イシュトヴァン・ハイデュ(ピアノ)
録音:1973年2月 アムステルダム
CD:UCCD-9855 \1,000(\952) デッカ

グリュミオー独特の馥郁たる香りにあふれた美音で奏でられる珠玉の小品集は、いつの時代にも、聴く人の心にあたたかな灯をともします。ハンガリー出身のピアニスト、ハイデュとの録音のなかでも、とりわけ親密感が漂う、美しい演奏です。

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夢のあとに~ヴァイオリン・リサイタル3
ヴェラチーニ(コルティ編):ラルゴ/クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/クライスラー:アンダンティーノ(マルティーニのスタイルによる)/エルガー:気紛れ女/フォーレ:夢のあとに 作品7の1/アルベニス(クライスラー編曲):タンゴ 作品165の2/ヴェチェイ:悲しいワルツ/ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ/シベリウス(プレス編):ノクターン 作品51の3/ペルゴレージ:アンダンティーノ/シューベルト:セレナード D957の4/モーツァルト:メヌエット(ディヴェルティメント ニ長調K.334 から)/シューマン:トロイメライ 作品15の7/ドヴォルザーク:ラルゲット(ソナチネ 作品100から)/グノー/J.S.バッハ:アヴェ・マリア/パガニーニ:アンダンテとアレグロ・ヴィーヴォ・エ・スピリトーソ(ソナタ作品3の6から)/ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌 作品55の4

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、イシュトヴァン・ハイデュ(ピアノ)
録音:1973年2月 アムステルダム
CD:UCCD-9856 \1,000(\952) デッカ

1973年にまとめて録音された小品集からの1枚。グリュミオー持ち前の美音が美しいメロディの数々と見事に融合した聴きごたえのある一枚。

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モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第26番・第28番・第32番・第40番 他
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調K.302、ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304、ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376、ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調K.454、〈泉のほとりで〉による6つの変奏曲K.360

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ワルター・クリーン(ピアノ)
録音:1981年4月(K.376,454)、1981年9月(K.360)、1981年5月(K.302,304) スイス〈デジタル録音〉
CD:UCCD-9857 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーにとって最後のそして唯一のデジタル録音となったのが、彼が最も得意としたモーツァルトのソナタ集でした。グリュミオー同様とくにモーツァルト演奏に定評のあったオーストリアの名ピアニスト、ワルター・クリーンを共演相手に得て、オーソドックスな様式感をふまえた上で、「音楽すること」の喜びをたたえた至福の時を聴き手に贈りとどけてくれます。後世に受け継がれるべき、グリュミオーのかけがえのない遺産のひとつです。

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モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番・第29番・第35番・第42番
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調K.301、ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調K.305、ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調K.379、ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ワルター・クリーン(ピアノ)
録音:1981年5月(K.526)、1981年9月(K.305)、1982年9月(K.379)、1981年4月(K.301) スイス〈デジタル録音〉
CD:UCCD-9858 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーにとって最後のそして唯一のデジタル録音となったのが、彼が最も得意としたモーツァルトのソナタ集でした。グリュミオー同様とくにモーツァルト演奏に定評のあったオーストリアの名ピアニスト、ワルター・クリーンを共演相手に得て、オーソドックスな様式感をふまえた上で、「音楽すること」の喜びをたたえた至福の時を聴き手に贈りとどけてくれます。後世に受け継がれるべき、グリュミオーのかけがえのない遺産のひとつです。

Uccd 9859grumiaux 120

 

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番・第27番・第33番・第36番

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調K.296、ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調K.303、ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調K.377、ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調K.380

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 
ワルター・クリーン(ピアノ) 
録音:1982年9月(K.380)、1981年9月(K.377)、1982年5月(K.296,303) スイス〈デジタル録音〉
CD:UCCD-9859 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーにとって最後のそして唯一のデジタル録音となったのが、彼が最も得意としたモーツァルトのソナタ集でした。グリュミオー同様とくにモーツァルト演奏に定評のあったオーストリアの名ピアニスト、ワルター・クリーンを共演相手に得て、オーソドックスな様式感をふまえた上で、「音楽すること」の喜びをたたえた至福の時を聴き手に贈りとどけてくれます。後世に受け継がれるべき、グリュミオーのかけがえのない遺産のひとつです。


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モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第30番・第34番・第41番
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調K.306、ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378、ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調K.481

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 
ワルター・クリーン(ピアノ) 
録音:1983年9月(K.306,481)、1982年5月(K.378) スイス〈デジタル録音〉
CD:UCCD-9860 \1,000(\952) デッカ

グリュミオーにとって最後のそして唯一のデジタル録音となったのが、彼が最も得意としたモーツァルトのソナタ集でした。グリュミオー同様とくにモーツァルト演奏に定評のあったオーストリアの名ピアニスト、ワルター・クリーンを共演相手に得て、オーソドックスな様式感をふまえた上で、「音楽すること」の喜びをたたえた至福の時を聴き手に贈りとどけてくれます。後世に受け継がれるべき、グリュミオーのかけがえのない遺産のひとつです。