BIOGRAPHY

アルフィー・ボー Alfie Boe

1973年9月生まれ

イングランド西北部ランカシャーにて9人兄弟の末っ子として生まれる。16歳の時にアマチュアプロダクションにて「カルメン」や「イル・トロヴァトーレ」に出演。

17歳でブラックプールの自動車メーカーTVRの見習い整備士になる。ある日、仕事をしながら同僚を楽しませようとオペラのアリアを歌っていたところ、クライアントである音楽業界の人物の目に留まりロンドンでのオーディションを勧められる。

 

1994年 ロンドンのカラオケ大会でエルビス・プレスリーのサスピシャス・マインドを歌って優勝する。その後、クロンターオペラ賞、ジョン・クリスティー賞など数々の賞を受賞。

1999年 ロンドンへ移住し王立音楽大学、ナショナルオペラスタジオ、ロイヤルオペラハウスのヴィラールヤングアーティストプログラムにて正式なオペラを学ぶ。

2002年 ブロードウェイの舞台オペラ「ラ・ボエーム」の配役探しに2年を費やしていた当時の舞台演出家バズ・ラーマンに見出され、レコーディングキャストとなる

2006年 イギリスの民間ラジオ放送局「クラシックFM」が立ち上げたレコードレーベルと契約し、アルバム「クラシックFM」をリリース。クラシックチャート3位になる。
 同年10月カンタベリー・フェスティバルに出演、ヘイリー・ウェステンラとカンタベリー大聖堂にてコンサートを開催、同年11月にレコード会社EMIと契約し翌年3月アルバム「Onward」をリリース。

2007年 2月にフロン男性合唱団とイギリスツアーを行い、3月にはナターシャ・マーシュと共に初のクラシックFMウェブキャスト・コンサートに参加。
 10月19日にカンタベリー・フェスティバルに参加。11月10日ロイヤル・アルバート・ホールで行われた戦没者祈念式典に出演。

2010年10月3日、ロンドンのアリーナにて行われ約38,000人を動員した「レ・ミゼラブル25周年記念コンサート」にジャン・バルジャン役で出演。またNHKでも放送された。
同年12月16日にエリザベス女王が後援する音楽芸術基金のためのチャリティーイベント「ロイヤル・バラエティー・パフォーマンス」がチャールズ皇子とコーンウォール公爵夫人臨席の元開催され、 この4人で「彼を帰して(ブリング・ヒム・ホーム)」他1曲を披露した。

2011年1月、イングリッシュ・ナショナル・オペラのために「ラ・ボエーム」と「ミカド」に出演。
 3月にはアメリカのアイダホで、
 4月はピカデリーサーカスにあるクライテリオンシアターや、トラファルガー広場にてコンサートを行った。
 5月にロイヤル・アルバート・ホールで開催されたクラシックブリッドアワードに出演。6月18日にはハンプトンコート宮殿音楽祭にてトリを務めた。

2011年6月23日から11月26日までロンドンのクイーンズ劇場にて「レ・ミゼラブル」にジャン・バルジャン役で出演。
 その間にも8月にはナショナル交響楽団とのコンサートを国内2ヶ所で開催、
 11月から「アルフィー・ボー・ブリング・ヒム・ホーム・コンサートツアー」をイギリス国内各地で開催。このツアーのロイヤル・フェスティバル・ホールでの公演は映画館で同時衛生中継された。

2012年は3月にオリビア・ニュートン=ジョンのオーストラリアコンサートへゲスト出演している。 同年に開催されるロンドンオリンピックの英国代表チーム「TEAM GB」およびパラリンピックのオフィシャルソング「one vision」のシンガーにキンバリー・ウォルシュと共に抜擢され、
 5月11日にウィリアム王子とキャサリン妃が同席の元、ロイヤル・アルバート・ホールで初披露された。
 6月に開催されたエリザベス女王即位60周年記念式典のひとつ「ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート」にて、ルネ・フレミングと共にバッキンガム宮殿のバルコニーで「Somewhere」を歌った。
 8月には自叙伝「My Life, My Music, My Story」を出版。 秋にはアメリカツアーが、また2013年にはイギリスでのアリーナツアーが決定している。