BIOGRAPHY

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今、JAZZが最も熱い国=ポーランドNo.1歌姫によるおしゃれでジャジーな日本デビュー作は颯爽と耳に届く歌声に溶けこむボッサ、ジャズ、サンバ・・・etc.の心地よいサウンド

1976年1月17日、ポーランドの首都ワルシャワ生まれ。国際的に新世代のジャズ・ヴォーカリストとして認められている。特有なスタイルやフレージン グ、明るさや温かさ、マット・トーン・ヴォイスの親密なアプローチでヨーロッパ、アメリカで人気。シャーリー・ホーン、カーメン・マクレエ、ジョニ・ミッ チェルのような偉大なアーティストを受け継いでいる、とも絶賛されるアガはプロデューサー、作詞家、カリスマ性のあるアーティストであり、人格の持ち主 だ。

父親はクラシック・ピアニスト、母親は英語教師であり作家で、幼い頃から両親とともにヨーロッパ中を広く旅し、イギリスのマンチェスターの小学校にも通っ た。クラシック音楽とともに、アガの両親はスティーヴィー・ワンダー、ウェザー・リポート、ジミ・ヘンドリックス、ボブ・マーリー、ザ・ビートルズなどの ポップ音楽にも情熱を傾けた。このことがアガに小さい頃から幅広くコンテンポラリー音楽に親しむきっかけを作った。 また、イギリスからポーランドに戻り、14歳の時、ワルシャワ・テニス・チャンピオンシップで優勝した経験も持つ。

10代の頃から音楽と劇場への情熱が芽生えたアガは、エラ・フィッツジェラルドやマイルス・デイヴィスを聴き、ヴォーカリストになることを決意。フレデ リック・ショパンパブリック・セコンダリー・スクール・オブ・ミュージックで歌を学び、ポスト・セコンダリー・ジャズ・スタディーズ・プログラムに進み、 優秀な成績で卒業。奨学金を得て、アメリカのスタンフォード・ジャズ・ワークショップとジャズ・キャンプ・ウェストの2つの国際ジャズ・ワークショップに 参加し、ヴォーカル・スキルを発展させた。

2002年にデビュー作『My Lullaby』を発表。このジャズ・スタンダード・コレクションはオリジナルと個性的な解釈のジャズ・カルテットで演奏され、ポーランドの主要なヴォー カル・タレントの一人として賞賛された。このアルバムは「ジャズ・レコード・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされ、その後もリリースした5枚のアルバム全 てがポーランドにてゴールド、プラチナム、マルチ・プラチナムを獲得し、輝かしい成功をおさめている。
2010年3月に本国で発売された『ルッキング・ウォーキング・ビーイング(原題:LOOKING WALKING BEING)』はアガ・ザリヤン本人による歌詞や哲学的な米国詩人デニーズ・レヴァトフ(Denise Levertov)の詩で綴られたオリジナル・アルバム。ただ伝統的なジャズを汲むコンテンポラリー音楽だけでなく、ボサノバ、サンバ、アフリカンリズ ム、ジャズロックなどのサウンドがちりばめられた傑作で、2010年、ポーランド国内で最も売れたジャズ・アルバムとなった。
(※本作の日本発売は2011年7月20日予定)

また、アガはワルシャワの”文化大使”に任命、2008年にはポーランドの音楽業界で最も権威ある賞「フレデリック・ショパン・アワード」受賞、ポーラン ドで最も影響力があり、広く読まれる新聞「Gazeta Wyborcza-Wysokie Obcasy」にて「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008」にもノミネートされ、2007、2008、2009年「ヨーロピアン・ジャズ・フォーラム・マ ガジン」の読者投票で「ジャズ・ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、輝きを放ち続けている。 
「敏感な耳を持つリスナーのための素晴らしいプレゼ ント。ジャズ・ファンだけのものではない。」(POLITYKA)と賞賛される等、ヴォーカリストとしてジャズ以外に波及する実力を備えた注目の歌姫だ。